6/1(日) 昨日、今日と二日続けて講演なるものを聞く。昨日の土曜日は、五反田ユーポートで高知の会が有り参加したのだが、この会でのゲストが「吉田 類」氏、酒にまつわる話である。ご存知のとおり、吉田氏はBSテレビの番組「吉田 類の酒場放浪記」なる番組を十年もやっている。つい先日の月曜日にも田舎で観たばかり。
類さんは(TVで見ているので、ついついそう呼ぶ)、土佐の仁淀川の源流に近い村、仁淀村の産であるとか。その田舎の子供時代や、長じてヨーロッパの宗教画を訪て旅をしていたこと。そして日本の、特に東北・北海道の錦秋の美しさに魅かれて日本の良さを発見、俳句の面白さが分かったなどの話など。TVで見ると同じ雰囲気で、酒のことなども話した。
講演会の後は、120~130名ばかりの参加者との懇親会(昼酒)にも出たので、少し話をした。序に氏の「旅と酒場俳句」なる著書まで買ってしまった。番組の収録では、日本酒換算で一升、撮り終えてからスタッなどと更に一升は飲むとか。中々の元気振りであるが「実年齢より、二十歳は若いと思っていることが肝心」と、その元気の秘訣を語った。
-中村 哲 医師-
そして今日の午後、神奈川・大和市で「中村 哲」先生の講演会があったので出掛けた。この講演のことを知ったのは、つい一昨日のことである。Dr・中村は変わりながないか、アフガンの状況はどうだろうかと、気にった。そこで『ペシャワール会』のホームページ」を検索した処、現地の状況とともに講演会の案内ページで今日のことを知ったのだ。
大和市の憲法9条を守る会の主催による講演会となっていた。事前の申し込みが必要ともあったが、いきなりだが行くことにした。何とかなったが、600入る会場は満席となった。
Dr・中村のことが浮かんだのは、先週に読んだ筑後川・山田堰を作った庄屋と貧しい農民の物語「水神」のことがあったからか・・・。
久しぶりに、昨年の秋以来にDrの話を聴いた。まだまだアフガンの大地の苦難はつづくようだ・・・、水と自然と人間。営々とつづく根気比べ、果てなき営みかもしれない。昨秋・福岡での取材に同席された、ペシャワール会事務局の方が上京されていたので挨拶ができた。そう云う意味でも、行った甲斐があった。
そんな一日、結局会社に出たのは18時となってしまった。