6/18(水) 今日は残りご飯で炒飯となった。半端に残ったご飯は冷凍にするのだが、ここのところ冷凍ご飯が多くなり過ぎていた。そんなことから、昨日の残りご飯と、冷凍ご飯で炒飯となった次第。二日酔で手抜きをした訳じゃない・・・。
炒飯なのでタマネギ・人参・ピーマンにベーコンと具はたっぷり。菜は要らないぐらいだが、そう云う訳にもいかんだろう。と、冷凍しておいたトンカツと、焼き鯖、ソーメンのパスタ風を準備した。ソーメンを硬めに茹で、アスパラとブロッコリの茎、大葉とをオリーブ油で炒めたが、これが結構なお味だった。
トンカツの下には、紫タマネギとキャベツの千切りを敷く。こんなことで、今朝も弁当が出来上がった。
旨そうなので、ついつい喰っちまった・・・。
-酒場日記-
先日の土曜日、バーベキュー帰りで疲れた体を休めていた夕暮れに携帯が鳴った。学生時代からの友人、HOSOKAWAからだった。土曜日のこんな時間だ、渋谷にでも出て来たので一杯やろうとの誘いかと思ったが・・・。
「一昨日で、これまでの会社勤めが終わったよ。昨日から先輩の会社でプロデューサとして勤め始めたんだ。制作の企画や現場仕事に復帰して、五・六年は仕事をするつもりでいるよ」と、新たなスタートの連絡だった。HがTVの世界に入ったのは、テレビ東京でバイトを始めたのがきっかけだったと思う。
あれから何十年も経ったて、最後は大手制作会社の役員をやり、子会社の社長も務めたが、とうとうフィナーレを迎えたか。元々からTVの番組制作に拘りを持っていたので『原点に戻って己を発揮できるとは幸せなことだ。『時間が空いたら、卒業祝いでもやろうぜ』と、伝えた。
その卒業祝いが、昨夜となったのだ。新橋で待ち合わせた。「雪国」という、新潟出身の女将さんがやっている、カウンターだけの小さな店を思い出し、そこに向かった。赤レンガ通りを越して、最初の路地を左折した処に店は在った。在ったと云うのは、かれこれ六・七年もご無沙汰していた。が、店も女将さんも健在であった。
時刻は六時頃であったが、十人ほど座れる席には誰も居なかった。前とシステムが変わってなけりゃ、この時間なら日本酒が半額のはずだ。訊くと、六時半までは菊水・辛口が半額とのこと。じゃあこれを飲まなきゃと、冷酒から始まった。
サラリーマン時代のこと、彼の出身地、富山・立山の実家のこと(両親を既に亡くしている)、子供達が結婚をしないとのボヤキetc 。大学一年の春、三島の下宿で顔を合せて以来の付き合いだ。飲みながら、酔うほどに話は尽きない・・・。
私は、最近のTV番組の下らなさをこき下ろし、Hの軟弱さをなじり、怪気炎をあげながら「あっ、女将さんウイスキーは濃いめに」などと口走ってハイボール飲んだ。Hのカミさんは久留米に居り、息子と二人暮らしだが、料理は殆ど作らないとのこと。で、女将さんの作った「ヤリイカ煮・赤魚の粕漬け・コンビーフ&キャベツ炒め」なんぞを、旨い、旨いと盛んに喰っていた。
二時間ほど居たが次の客が来ない。『お客さん、来ないね~』と云うと、「三時から来てたお客さんが帰ったとこに、見えたんですよ」とのこと。それじゃ帰ってもいいかと、店を後にした。
二軒目は、赤坂・一ッ木通り「禅」へと向かった。この日の「禅」は、横浜からダーナが来て葉子さんとの共演だった。先客は四人、後から二人が来店したが・・・。相変わらず葉子さんの唄とピアノはGOOD!
禅の店内と歌姫 リラックスのH
ピアノと唄を愉しみながら『もっと注がないと』と、悪態をついて赤ワインを御代りしていた。気が付くと23時を過ぎていた。最寄駅の学芸大学に着くと、零時。漸く家に辿り着くと、玄関の鍵が掛かっていた。遅い時間だし、よくあることだ。
鞄の中から鍵を、鍵束を取り出そうと探すが無い?無いんだ。諦めて、チャイムを鳴らしてドアを開けて貰ったら「鍵がなかったでしょ」と言われたのだ。『そうなんだよ、家に忘れていったのかな』と云うと、「玄関の鍵穴に鍵がぶら下がってたわよ」と来たもんだ・・・。どヒャー、だよ!
確かに、朝出掛けにドアを出てから鍵を掛けた。が、ボケ犬のMixがウンコをしていた。こりゃ拙いと、この始末をしたんだが、この時に家の中に一旦戻った。鍵を開けた訳だが、直ぐに閉めるからと、鍵を差し込んだままにしたのは覚えている。用が済めば、当然鍵を閉めてそのカギは鞄に仕舞う。仕舞うはずなのだが、そのシーンが浮かんでこない。
参ったね~、相当なボケ振りだぜ。かなりの重症だ。一日中、鍵束をドアにブラさげていたとはな・・・・。Mixと、同病だったことが判明した。