オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

手抜き弁当

2014-06-06 | Weblog

6/6(金) 昨夜は早くに帰宅したが、今朝の目覚めは遅かった。尤も、灯りを消して眠りに就いたのは25時を過ぎていたので、目覚めはこんなものか・・・。

遅い目覚めでも、弁当だけは作ろうと台所に行った。残りご飯があったが、量が足りなく中途半端はこの上ない。冷凍ご飯と併せて「炒飯弁当」にすることにした。菜の方は、大いになる手抜きで、冷凍食材で間に合わすことにした。が、少々の手は掛けた。

「炒飯」の方は、タマネギ・ピーマン・人参とウィンナー&ベーコンを炒めて具材にする。後は、卵を二個と塩胡椒、醤油をひと垂らしで味を調えた。

                    

                   俎板の上の食材が            これになった次第

冷凍食材は、「ブリの香味唐揚げ」(こいつは、そのまま弁当に入れるだけ)と「シューマイ」(電子レンジで温めるだけ)、メインの菜は「チンジャオロウス―」だが、これも冷凍細切肉とタレがセットなのだ。ピーマンと筍を細切りにして、肉と炒めれば出来合上がる。

                       

                     これが         →      これだ

冷凍物のオンパレードだが、出来上がったものは美味そうだった。ついつい、一膳喰っちまったのである。

                        

                           これでお仕舞

 

 -貧乏人が鰻ー

今日の昼は「うなぎ」だぜ・・・。なんと云うことか、鰻を喰うという話だよ。その訳は・・・。

余り大ぴらにしちゃ拙いが、YOSHIOが俺にウナギを奢ると云うのだ。貧乏コンビの相方で、ランチは200円のマックか、300円の吉野家かと論議になるあのYOSHIOが、鰻を奢るというんだ。

月曜日、ベランダで煙草を吸いながら「美味いものドーンと奢りますよ。偶にや美味い物を喰わんといかんでしょう」と、妙に景気のいいこと言った。『どなんにしたんだ?熱あるのか?』と心配になった。「ステーキでも、なんでも喰いたいものを奢りますよ」と、のたまわった。

そこまで言うんじゃ、何かあったはずだと・・・『さては、昨日の日本ダービー、取ったのか?それしかないな』と訊いたら、案の定であった。

自称、競馬はプロだと豪語した時期もあったようだが、殆ど馬券を買うのは止めていたはずだった。そういや、今年の正月、娘の成人祝いの時に、娘の誕生日の馬券を買って当てたことがあった(この時は、今半のステーキ丼をご馳になった)。

あれ以来、密かに研究・研鑽を積んでいたのかもしれんな。当てたにせよ、貧乏オヤジのことだ、大した額は突っ込めない。とすると、三連単の万馬券あたりかと、詮索した・・・。つまびやらかにするのはいやがったが、100円を10枚、高額配当狙いで三連単を買ったと白状した。それでも取った金額は吐かなかった。

新聞見れやぁ直ぐ分かるの・・・、三連単の配当は十万三千円と判明した。『おふくろさんに、たまにゃ小遣い遣れよ』と云いながら、「博打の金は残しちゃいけねえ」と言うYOSHIOに、ご馳走させてやることにした。それが、YOSHIOの仕事が忙しくて延び延び、今日になったのだ。(喰った鰻の写真を紹介しよう)

どうせなら、昼と言わずに夜の部で、ド~ンと行ってほしいのだが。そこまでの元気はないようだ。

 

と、云う訳で13時から鰻屋に行って参りました。YOSHIOがネットで探した鰻屋さんだ。小伝馬町に在る「近三」と云う店だったが、以前にTVでみたような気がする。なんでもサッカーの元監督・評論をしているウマきのような男の実家だと、言ったのはYOSHIOだ。

鰻好きの私だが、初めての店であった。雨の中を10分程も歩いた。店は14時までとのことだったので、13時に会社を出た。我らのランチタイムからすると、相当に早い時間である。人形町通りから小伝馬町交差点を右折、江戸通りを五分程歩いた左側の奥に店は在った。混んでいるかと思ったが、店には二組だけしか客は残っていなかった。

店に入ると、昼の部を閉める時間が近い所為か、メニューを渡されてオーダーを取られた。YOSHIOが潔く、昼の部で一番高価な「特重」を注文した。店の者が「えっ,二枚をいっちゃいますか」ときたもんだ。

二階の座敷で、ビールなんぞをチビリチビリとやりながら待つこと20分程か。来ましたよ、4900円也の特鰻重が。いい香りがしている。さ~喰うぞと蓋を取ると、二枚の鰻が重箱の上に重なりあっていた。

                     

山椒をハラハラと散らせて、先ずは鰻を口に運んだ。蒸し焼き鰻特有の柔らかな身の口当たり、まったりとしたタレの味と香りが広がったのであった。そして、肝吸いを一口・・・。

と、満腹、食べ過ぎの超~贅沢な鰻ランチを食したのであった。なに?味の解説がないってか?

                         

柔らかな蒸し鰻の身、芳醇な香りのタレ・・・これじゃ物足りないってか?


ランク付けをするなら、☆一つかな・・・。食い物は、それぞれに好みがあるんで、一概に断じることはできない。私の好みからすると、タレが甘すぎるし、掛け過ぎと思ったな。ちょっと残念だったのは、焼きが甘かったこと。これは、我らが遅い時間に店に入ったことも影響しているかも・・・。

何れにせよ、食い物であれこれ言っちゃいかんのだ。ましてや今日は、貧乏オジサンに奢ってもらうという奇跡的な日、歴史を飾る出来事なのだからネ!鰻を口に運びながら『今度大当たりしたら、香港まで満漢全席を喰いに行こうぜ』なんて、ばかっ話をしていた・・・。

 ご馳走さまでした。

 

  -七年ぶりだとか・・・ー

 昨夕とはいえないか、昼間に近い夕。七年ぶりにIKEZAWAから連絡があり、会った。私の夜の予定が中止になったので、一杯やりながら話を聴くことした。この時間帯で店が開いているのはアメ横かと、御徒町へと向かった。

ガード下の安酒場で、久しぶりにグラスを鳴らした。「ご無沙汰をして申し訳なかった。漸く新製品に開発ができたので、借りたお金も返せるようになりそうです」と、言う。七年前に金を貸したが、その後行方知れず。家族とも別れたと耳にしたのは一年程経ってからのことであった。

そんな不義理をしながらも姿を見せたと云うことは・・・考えてもしょうがないので会うことにした次第だ。結論から云うと、商業べースに乗れる、自身がある製品が出来たので、その販売ルートを紹介してほしいであった。

パンフレットなど見せてもらったが、私は門外漢なので製品の優位性などは分からん。友人のOKAZAKI社長の処の開発チームに評価してもらい、ビジネスとしての可能性があるなら協業して貰う。そういう、ことにした。

彼が沈み、浮き上がろうとする七年のことを聴きながらハイボールとビールを飲む。なにはともあれ、『手前で撒いた種だ、手前で刈り取れだな。別れざるを得なかったカミさんは苦労をしてるよ。儲けて、返してやれよ。俺の金もな』と、分けの分からん会話をしたのであった。

 さて、どんな結末になるやら・・・。

 

 

 

コメント
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