4/14(火) 旭川を今朝一番の飛行機に乗り帰京。7時05分にホテルの横から出るバスに乗って空港に向かったが、朝早いのが大の苦手ときている。とはいっても目覚めるのの早い。昨日の朝は五時前、今朝も五時には目覚めていたから。
この時期、北国の陽の出は早い。五時過ぎには陽が射しているのではなかろうか。五時半、ホテルの七階の窓には陽が射して来た。
日曜日に旭川に入り、昨日の午後から「旭山動物園」で取材であった。先週の9日から28日まで休園となり、園の中は関係者だけだ。と云うことはバスも園の前まで行かない。おまけに便数も少なかった。11:45分、動物園入り口(前ではない)行のバスに乗ったが、このバスが有るのか来るのかと、HIROさんと二人でやきもきしながら待って、諦めかけた頃にやってきた。
終着の動物園入り口で下り、園の正門とは真反対になる丘の上の東門までえっちらおっちらと歩いた。肺の手術をしているHIROさんは、息も絶え絶えと云う処か・・・。膝の悪い私ではあるが、連れの元気がないとこっちは俄然と意気が上がるのであった。
既に取材の許可を貰ってあるので、広報担当を訪ね、円滑に園長へのインタビューとなった。約二時間、話を聞いた。それから、休園中ながら園内を見せてもらい、撮影をさせて貰った。写真は札幌在住のカメラマンで、園内のことも詳しかったので大助かりだった。
人のいない園は当然ながら閑である。動物の鳴き声も聞こえない。動物たちは春の陽気の中で、束の間の休息を楽しいんでいるかのようであった。白クマはゆったりと横たわり、長い首のキリンは顔をすり寄せてきた。
オオカミの一家は小山の周りに群れ遊び、ペンギンたちは餌の時間を待つのか、おとなしく群れていた。水中を泳ぎまわるゴマフアザラシだけは一時もじっとしていない。
多忙な園長にペンギン舎まで出て貰って撮影をする。写真の出来栄えをチェックしなかったが・・・・。
白クマもオオカミも、さっぱりいうことをきかないデジカメで撮ってはみたが・・・、撮れてない。これじゃ、デジカメじゃなくてドジカメだぜ・・・。
猛禽類の小屋を最後に、漸く頂上にあたる東門に戻り、三時間程の取材が終わった。市内に戻れば、夜の部で取材の反省だ。HIROさんからどんな話が聴けるやら愉しみだ・・・。