オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

イタドリ

2017-05-26 | Weblog

5/26(金) 昨夜からパラついていた雨が、今朝は本降りとなっていた。偶の雨もいいものだが、今日は外出の予定などがあり憂っとおしい気分が勝っている。

さて、今朝の弁当だが「イタドリ」を煮てみた。このイタドリは従姉妹が徳島辺りまで遠征して採ったものだ。高知県では、このイタドリを食用にするが、他県で食用にしている処は少ないようだ。徳島でも以前は採取しなかったそうで、わざわざ遠征までして取りに行く価値があったとか。それが、最近では徳島辺りでもイタドリを採るよになり、地元の人と諍いが起きることもあるようだ。

イタドリと書いたが、スカンポと呼ぶところもあるし、我が田舎ではイタドリではなくイタズリと濁った呼び名である。竹のような節があり、河原や山辺に自生し、四月頃の春先に伸びてくる。子供の頃は、これを採って皮を剥いて食べた。酸っぱいので、時には砂糖を掛けて食べたことも。

山菜だが、会社の人間は誰も知らなかった。何年か前に振舞ったことがあるが、その味を覚えているものはいない。春先に採って皮を剥き、茹でて塩漬けをして保管する。そう云う意味で、一年中食すことができる山菜である。

今朝煮たのは、帰省した折に家の冷凍庫で保存してあった従姉のものである。珍しいので、昨夜の同窓会に参加した従妹に持っていったが、喜んでいた。

塩抜きの為に一晩流水に晒した。味付けは至ってシンプルで、味醂・醤油・酒少々。油揚げがあれば一緒に煮るのだがなかった。代わりに、竹輪を少し入れた。素朴ながら、頃合いの味付けでイタドリの食感も良かった。

                             

今朝の弁当ご飯は、炒飯となった。要は残りご飯があったと云うことだ。ベーコン・ウインナーに、タマネギ・ピーマン・人参・シメジの刻み野菜たちを炒め、塩胡椒に、醤油ひと垂らしで味付け。今、思えば中華スープの素でも使えばよかったか?

                             

自家粕漬けの紅鮭を焼き、ジャーマンポトを作る。茄子&ピーマンを炒め焼きにしたが、これは弁当に入る機会を失した。そして高知名物の、板蒲鉾と竹輪を少々切った。

                           

以上が今日のメニューである。目出度く、二人分の弁当がここに完成した次第。

                         

ミニトマトが入っているのが長女用。家人は、何故かトマト嫌いである。同じ弁当の写真を二枚載せたが、色目を変えるとどう見えるか?テストである。

 

 

 

 

 

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