3/9(土)昨夜は少々飲みすぎだつたようだ。午後に同じ沿線の綱島に出掛けた。確定申告書類の作成をお願いしていた税理士さんの事務所兼自宅で話を聞き書類に印鑑を押した。これで一安心であるが、私にとっては多額の税金というやつを払わねばならない。国税は口座引き落としだが、他にも地方税が掛かってくるので、今年は(も)貧乏生活が待っていると云う次第だ。
四月になれば与論島に出掛けるつもりでいたがどうなることやら。それに弘前の友人も訪ねたいと思ったりしている。
長年の夢であった日本列島桜を追う旅も実現しそうにないし、退職後の願望であった全国ボートレース場巡り・・・ 札束を一つ持って、それが無くなるまで旅をつづける・・・も実現が危うい。現実と云う前に、我がささやかな希望は泡沫と消えそうだ。せめて近場の平和島にでも通うことにしよう・・・。
税理士さんのところで用を済ませ、人形町へ。四時半から歯の治療を受け、その後「ちょっぷく」で下旬に来高するUSUI老と合流してチケットを渡した。HOYA兄いも来て、更に友人のHOSOKAWAも久々に姿をみせて飲み会となった。
更にもう一人、四月から会社に来てもらうことになったFUKAO氏から人形町に来ていると連絡が入った。五人となり、「こま吉」へと移動した。そこから「高松」「ローカーボ」と渡って、最後に再び「ちょっぷく」でお開きになったが、些か酔ってしまった。
そんな次第で、今朝はすっきりしない目覚めと体調であった。が、豊洲の魚市場に鮭を買いに行くことにした。弁当の鮭が無くなり、田舎で猪を頂くのでその御礼に鮭を送ろうと云うことで。
豊洲市場は二度目になるが、最初の時は「うまし」の夫妻に同行した。何時も買う店の場所が分るか心配であった。一般の客は入れない一階に、整理をしているガードマン「ごくろうさん」と声を掛けて堂々と降りた。
時刻は既に十時になっており、大方の店はシャッターを下ろしていたが、目指す「北田本店」のシャッターは降りてなく、何時ものおじさんが弁当を食べ、帳場は〆の電卓を入れていた。そんなところに顔をだしたが、なんとか鮭を贖うことができた。
目的を果たして、小腹が空いたので三階の飲食店フロアーに上がった。寿司屋が圧倒的に多いが、どの店も長蛇の列ができていた。長い時間を並ぶほどの価値があるとも思えないが、ご苦労なことだと呟きながら自分が入る店を探した。と、緑明軒の看板がの・・・。
築地場内のはずれでカウンターだけの店でフライ系を中心にして遅い時間に店を開けていたが、時折ここに立ち寄ってポテサラやハムサラ、アジフライを食べてビールを飲んだものだ。豊洲に移っていたとは・・・。ここに入ることにした。
残念ながら、もうサラダ系はやってなく、フライ中心になっていた。ライス抜きのカキフライをオーダし、中瓶のビールを2本。店内は二人掛けテーブル4席と小さく、前にいた婆さんはいなくなり色白の店主が一人で切り盛りしていた。食事を終え、前に「うまし」夫妻と入った隣の軽食カフェでコーヒーを飲んで帰宅した。
然し、新市場は整然としてはいるが市場らしい雑多さが消えて、面白味が消えてしまった。廻りの建物といい、その先の豊洲の高層マンション群と云い、味気ない街と思うのは私だけであろうか・・・。
観光客は、2階から下を見ることはできるが1階に降りることはできないシステム
新市場も買い出しの商売人の姿が減っていると聞く・・・。遠くなって、私も買い出しに行くのが面倒だ、。どの店も画一的になったし、通路は狭い。ゆっくり魚を見て歩く楽しみのようなものが消えたのは残念である。