オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

雨の日は・・・

2020-05-16 | 弁当

5/16(土) 昨夜からの雨がつづく一日ながら、さほどの雨量ではない。今日の山里の雨は小ぬか雨のようであった。そんな雨の一日は部屋で過ごす時間が多くなる。

日頃から生産的なことは何もしないのだから、雨だろうが晴れだろうが休日も平日も関係ないようなものだが・・・。されど雨の一日ともなれば休養日!なんて思うのである。

そんな午後、部屋に籠り本を開いていると従姉が来た。耳に薬を差してくれと言う。耳に点滴をしてやり「コーヒーを淹れてやるよ」と、老にも声を掛けてお茶の時間に。お茶菓子は福砂屋のカステラをメインにカリントを出した。そして、体調がよければご飯を食べに来なよと誘った次第。

従姉は三月の始めに旦那を亡くし、その後、畑で転び頭を切り打ち身。数日前からは耳が痛いと何度か病院に送った。今日は少し体調が良さそうなので、晩飯に案内したのである。

小ぬか雨の中、昨夜、鰻を焼いた後の網、などの始末をした。ウナギの脂にタレがこびりついた網の掃除に手こずった。美味しいものを頂くのも準備に後始末と骨が折れるだ。骨折はしないが!

かくして夕食はトンカツと茄子の「フライ」「ピーマンの肉詰め&ハンバーグ」「春雨と胡瓜の酢物」に「肉じゃが」、老が好物の大根おろしになめこの味噌汁、作り置きの「豆鯵の南蛮漬け」となった。

    

七時過ぎからの夕食が終わり、洗い物を済ませたら一時間半以上が経過。BSで歌番組を三人でみながらコーヒー。暇な老人たちの宴はこうしてお開きになる。

夕食作りの最中、奈加野のオヤジから電話があった。「今晩の飯はなんだ?」と、店を休業しているオヤジは暇なのか、二日も置かずに夕食時に電話をよこしてメニューを訊くのである。自宅には戻るなと、私同様に言われているようで店のペントハウスで一人暮らしだ。同郷のよしみだ、電話の相手ぐらいしてやらねば・・・。

電話と云えば、同級生のOGAWA君から従姉が来ている時に電話を貰った。昨日の「ウナギ」記事で里心が付いたのか、羨ましがっていた。その気持ちは分る!。

そしてもう一件の電話は、新入社員時代からの友人である大石繁男君からだ。昨日が彼の誕生日だったが、電話しそびれたので昼前に掛けると応答がなく留守電にお祝いを伝えた。それに対する返電であった。

夕刻前のNHKBS番組、松本清張の小説舞台を辿る各地で、出雲の算盤にまつわる映像が出た。算盤の名手だった大石君に、駆け出し給与事務担当で算盤が駄目だった私は大いに助けられた。そんなことが甦ったのである。不思議なもので、出来ごとは繋がっている。

 

 

 

 

 

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