9/8(火)朝、五時過ぎに目覚めて六時前にすぐそばの安田川に架かる正弘橋へと行く。道を見ると夜中に雨が降ったようだが気付かなかった。
橋の上から川を、そして朝靄の中に浮かぶ山並みを空を眺めてひと時を過ごした。秋の気配が濃厚で気持ちのいい朝、今日の晴朗な天気を予見さした。
川の水は予想より遥かに少なく、30~40センチの増水であった。数日前からの天気予報で大洪水を予想していたのだが・・・。
午後、安田の町まで出掛けて支払いを済ませた帰り、途中の「豆電球」に立ち寄り煙草の吸える外の席でアイスコーヒーを飲みながら川を眺める。
ここから眺める流れがたおやかで好きなのだ。上流下流、そして目前の流れを楽しみながらひと時を過ごした。
店主のSHUUKICHI君と半世紀以上も前の山里の記憶を辿りながら懐かしむ。十八歳でこの里を離れた私にはそれ以降の記憶はないに等しいので、どうしても古い思い出を辿ることになる。
正弘橋が未だ吊り橋だった頃のこと。今ではとても無理だが(浅くなり)、吊り橋から川に飛び込んでいたこと。大心劇場の前身である中山映劇は橋の袂に在りSHUUKICHI君の父が経営していた。その当時のことなど飽きもしないで語りあうのであった。
そんな一日の夕餉は秋の気配がする庭先で摂ることにした。今日のメニューは当初の予定を変更して「鮎姿すし&塩焼き」「掻揚&野菜天婦羅」に茄子&胡瓜の酢の物、茄子&オクラ・椎茸煮物になった。
午後に鮎を従姉から貰ったので、当初予定していたアフィージョやパスタを変更した次第。
従姉たちが夕食に来ることも想定し、掻揚や野菜天はをてんこ盛りに用意したが・・・。一人は腹具合が不調、鮎の従姉は車が来たのでと帰った。