9/28(月)深夜の三時、もう日付は変わって29日になっているが気分は28日の月曜日のままにいる。ベランダから深夜の夜空を見上げたが、雲が広がり星々も月も見せてくれない。
日曜日はK大兄を高知駅で迎えて夕餉は部屋で、昨夕は庭先で早い時間からBBQをしながらの歓談。声もなくノロノロと移動する蛙の姿とは裏腹に、姿は見せぬが秋虫の鳴く声、夜の帳とともに忍びよる冷気に深まりゆく秋を身に纏った。
日曜日の正午過ぎ、高知駅で迎えた大兄と駅前に建つ幕末「土佐三有志」(中岡・坂本・武市)の像を尻目に、「日曜市」からひろめ市場へと案内した。
日曜市は出店も人出も少なく寂しい限り。ひろめ市場も入場数を少なくしているので往時の活況がない。
帰宅してからの夕餉は「安田川の幸」と名付けた、「鮎塩焼き・手長エビの煮つけ&唐揚げ・ミミなしの煮付け・モクズカニ汁」を供した。
鮎は妹から、手長エビは豆電球の店主、ミミナシは従姉の旦那、カニは従兄からと、全て他人様任せの食材ながら調理は小生である。
遅い夕餉となったが土佐の田舎寿司(巻き寿司)に、お酒は「南大吟醸」と、全て地元・安田町の物である。
夕餉の後は大兄のリクエストで「正弘橋」の上から夜空の星を眺めた次第。
一夜明けた今日(28日)は、老と大兄をミカン畑での焚火&焼芋に先に送り出してから「鮎寿司」と「猪鍋」を仕込んだ。前夜から塩抜きした「イタドリ」は、BBQを早くからスタートしたので従姉に煮てもらぅことになったが。
遅れて畑に行くと焼芋は生焼け!、持って行ったあんこ餅を焼と焦がしながらも美味いと喜んだ。
栗が小さいながらも落ちていたが、例年より早い。例年であれば十月の初旬からだが・・・今年は秋の深まりが早いようだ。柿も色付き初めていたので味見をした。この様子なら冬も駆け足でやって来そうだ。
焚火の傍ら、大兄にスモーク用に桜の枝をチップにしてもらった。
家に戻り、秋の夕は鶴瓶落としと早い時間からBBQを始めることにした。午前中に仕込んだ猪鍋・鮎寿司に新米のオムスビなどである。従姉に頼んだ「イタドリ煮」も届きビールに焼酎ハイとやっていると、妹が獲れたての鮎をバケツに入れたまま届けてくれた。
庭先から部屋に戻り、土佐鶴の原酒を大兄と飲み酔いがまわった。二十二時過ぎに眠った結果、深夜に目覚めることとなったのだ。
余談だが、今年の朝顔の種を試しに播いてあった。その種から短いながら蔓になって花が咲いた。これには驚き!。もっと早くに播けば面白かったのだが・・・。