自転車通勤の私は、近所の小学校の前を通ります。
どうやら、入学式のようです。
前出の『あの日』というのは、ちょうど、この時期。
来年、高校卒業30年を迎えるという私たちが、
その憧れの高校に入学した直後のこと。
私にとって、人生のチェックポイントとなる出来事がありました。
定員480人に対して、同じ中学から30人入学。
10クラスあろうが、寂しくもなんともない高校生活が始まりました。
ある日の放課後、
出身校の違うクラスメートが私に声をかけました。
『入るでしょ?』
にこにこしながら近づいてくる彼女は見知った顔でした。
隣の校区の中学で同じバスケット部、ともに部長。
私たちはそんな間柄でした。ただ、私的な話をしたのはそれが初めて。
受験の日、彼女を見かけたのですが、まさか同じクラスになるとは。
「入るでしょ?」の目的語はもちろん「バスケット部に」です。
高校では、もういいかなと思っていた私は、
「う~ん」いい加減な返事をしたはずです。
その後、たぶん、一緒に見学に行ったのかな。
そして入部。
部として、いろいろ問題のある時期で、しんどかったな。
しかし、私はその時、それまでできなかった経験もしました。
学校としての特徴で、元○○長という肩書きを持つ生徒がやたら多い。
船頭多くして・・・となりそうですが、
その中でも、また、○○長は決まっていくものです。
部の中で、私は初めて『平』となりました。
外から、やいやい言える立場でもあり、従うことも必要になる。
自分がどんな動きをすればいいのか、
それまでと違った見方、考え方でした。
途中やめようと思って、退部届けを書いたこともあります。
それを、部長が、コーチに見せなかったために、
私は3年間在籍することが出来ました。
友達付き合いがへたくそな私が、
年に1回必ず会おうという友達を何人か持っていること、
それは大変なことなのです。
あの日、
『入るでしょ?』
その言葉が、私を『今』に向かわせたのだと思っています。
どうやら、入学式のようです。
前出の『あの日』というのは、ちょうど、この時期。
来年、高校卒業30年を迎えるという私たちが、
その憧れの高校に入学した直後のこと。
私にとって、人生のチェックポイントとなる出来事がありました。
定員480人に対して、同じ中学から30人入学。
10クラスあろうが、寂しくもなんともない高校生活が始まりました。
ある日の放課後、
出身校の違うクラスメートが私に声をかけました。
『入るでしょ?』
にこにこしながら近づいてくる彼女は見知った顔でした。
隣の校区の中学で同じバスケット部、ともに部長。
私たちはそんな間柄でした。ただ、私的な話をしたのはそれが初めて。
受験の日、彼女を見かけたのですが、まさか同じクラスになるとは。
「入るでしょ?」の目的語はもちろん「バスケット部に」です。
高校では、もういいかなと思っていた私は、
「う~ん」いい加減な返事をしたはずです。
その後、たぶん、一緒に見学に行ったのかな。
そして入部。
部として、いろいろ問題のある時期で、しんどかったな。
しかし、私はその時、それまでできなかった経験もしました。
学校としての特徴で、元○○長という肩書きを持つ生徒がやたら多い。
船頭多くして・・・となりそうですが、
その中でも、また、○○長は決まっていくものです。
部の中で、私は初めて『平』となりました。
外から、やいやい言える立場でもあり、従うことも必要になる。
自分がどんな動きをすればいいのか、
それまでと違った見方、考え方でした。
途中やめようと思って、退部届けを書いたこともあります。
それを、部長が、コーチに見せなかったために、
私は3年間在籍することが出来ました。
友達付き合いがへたくそな私が、
年に1回必ず会おうという友達を何人か持っていること、
それは大変なことなのです。
あの日、
『入るでしょ?』
その言葉が、私を『今』に向かわせたのだと思っています。