ひまわりさんより(5月9日)
天気がよければ自転車の通勤を続けています。
職場へ行く途中に、最近荒れ地を整地して3つの広い畑ができていました。
よく見ると、ユリの苗が20センチぐらい成長しています。
その数は数千本あろうかというくらいのものすごい量です。
いったい誰がこんなにたくさんのユリを、何のために植えたのだろうと不思議に思っていました。
すると帰りがけに,柵が開いていたので中を見ていたら、持ち主らしいおじさんが出てこられ、話を聞いてみました。
この人は、このあたり一帯の地主さんで、65歳になったから、何か人のためにやりたいという事で、
知り合いのユリを扱っている人から買って、市のシルバー人材センターの人に頼んで球根を植えてもらったのだそうです。
花が終わったら、今度はお年寄りの人に頼んで、球根を売ってもらい、生きがいづくりの手助けをしたいのだそうです。
全くのボランティアで、こんなすごいことを考え、実行している人がおられることを知り、驚きました。
ユリは、40種類もあるそうなので、花が咲く時期が楽しみです。
ユリにちなんだ、私の好きな言葉をご紹介いたします。
「ゆりの花びらに、神はあなたにおくる言葉をお書きになった----そしてそれは不信と自我と思いわずらいを捨て去る時に、
はじめてあなたの心が読むことのできる言葉である」(祝福の山)
(写真はユリの苗です。こんな畑があと2つあります)
鹿のように(デビット・カン講演4)
何年か前に、韓国で、ある男性が――筋ジストロフィーという病気だと思いますが、その病気にかかりました。
その人は40歳を少し過ぎたぐらいの人でした。
病気のせいで、筋肉が縮んでいくらしいのですが、だんだん、10歳か11歳ぐらいの子供の大きさになってしまいました。
ある時、彼が住んでいる地域で集会を開いたら、その人は、13歳の息子に抱っこされてやってきました。
彼のために特別なソファーを用意して、横になりながら話が聞けるようにしました。
彼の体は曲がっていて、枕はいらないくらいでした。
私が説教を終えるたびに、毎回息子さんが私の所に来て、「父が先生とお話ししたいと言っています」、
と告げました。彼が亡くなる少し前に、私と話をしたいと呼ばれました。彼は私の目を見て、私に尋ねました。
「先生、イエス様は本当に間もなくお出でになるのでしょうか」
「その通りです。確かに彼はお出でになります」と答えました。それから、また同じ質問を繰り返すのです。
「先生、イエス様は、本当に間もなくお出でになるのでしょうか」
「はい、その通りですよ」 彼はそのときこのように言いました。
「イエス様がおいでになるとき、私はどうすると思いますか。神様は私に新しい体を与えてくださるのです。
鹿のように私は走りますよ。イエス様の所に走っていって、両手を高く上げて、イエス様にこういうふうに言おうと思います。
『長い間イエス様がお出でになるのを待っていました。どうしてそんなに長くかかったんですか。
お会いできてうれしいです。あなたが私の神様です。そして救い主です』」