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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

地球の歴史上、最も輝かしい日  私はすぐに来る 第9回

2016年05月03日 | 日記

9.盗んだ甘いケーキ

 再臨に対する個人的な準備不足や確信の欠如のため、多くのクリスチャンは、主の再臨について漠然とした理解しかしておらず、時には無関心な態度さえ見せるようになっています。多くの人は、自分が本当に主に会いたいのか、会いたくないのかさえも分からないのではないでしょうか?現代の教会が抱えている最も悲しい問題の一つは、多くの人が主を愛していると口では言っていても、主の再臨を切なる心で待ち望んでいないということです!なぜ私たちは、私たちを愛し、私たちのために亡くなられた方に会いたいと、切に願わないのでしょうか?全ての真のクリスチャンは、主の来臨を熱望しなくてはなりません。私たちはそれについて語り、歌い、説教しなければならないのです。パウロが言ったように、“救主キリスト・イエスの栄光の出現を待ち望むように”(テトス2:13)しなければなりません。それは、全ての神の子の“祝福に満ちた望み”(テトス2:13)であるからです。

 私の母は料理が得意で、特にケーキは絶品でした。幼い時、母がパン生地を積み重ね、その上に美味しいクリームを塗る姿をよく見ていたことが、今でも忘れられません。一番わくわくする時は、母が「残ったクリームを食べていいよ」と差し出す時でした。あまり残らない時もありましたが、いつもひとさじ程度は残っていました。私は甘くておいしいクリームが、ケーキの周りに塗られていくようすをじっと見つめながら、時々クリームがこぼれ落ちるのを楽しみにしていました。そんな私の心が試される出来事がありました。母が大きくておいしそうなケーキをテーブルの真ん中に置き、私にケーキに触らないように言いつけて、私を一人家に残して外出したのです。出来たばかりのケーキの周りには、たっぷりとクリームが塗ってあります。しばらくして、ついに私は我慢できなくなり、スプーンで周りのクリームだけ慎重にすくって口に入れてしまいました。

 その時です。突然扉が開き、母が帰ってきました。食べた痕跡を隠す暇もなく、急に母が部屋へ入って来たのです。母の言うことを聞けなかった私は、母が帰って来ないことを望み、心のどこかで母を恐れていました。これこそ、イエス様が来臨されることを恐れる理由なのではないでしょうか?彼らの手の中は、この世で盗んだ甘いものでいっぱいになっているのです。罪を犯している人ほど、キリストを恐れるのです。