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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

黙示録の獣の刻印とは  第7回

2016年05月11日 | 日記

2の獣とは?

そして黙示録13章11節では第2の獣が海からではなく、地から上がってきます。13章1節の、最初の獣が出現したのは海でしたが、海とか水というのは多くの民衆を表わしています。そして、ローマ法王教は多くの人々が住んでいたヨーロッパの国々の中から興りました。ところが第2の獣は地から上ってくると描写されています。これは、ほとんど人口のない場所から現れて頭角を現してきたというのです。あまり人の住んでいない場所から現れたということで、地から上ってきたと表現されているわけです。

第1の獣はその姿が野獣のような獣でした。しかし、第2の獣は、おとなしい何も攻撃しないような獣に見えました。小羊のような角のある獣と表現されています。非常に温和でおとなしそうに見えたわけです。小羊と言うのはキリストも表わしていますね。この国はイエス・キリストの教会、またはクリスチャンの特徴を帯びた形で建国されたわけです。またこの獣には、1本でなくて2本の角がありました。これは、独裁政治、一人の王を立てたのではなくて、この国の政治形態は共和制であるということを象徴しています。アメリカ合衆国は、聖書の原則にのっとって建国されました。

ここに牛のような獣の写真があります。アメリカを代表する動物ですけれども、こういう生き物を見たことありますか?バッファローですね。この生き物はアメリカ合衆国にしか見られません。ここに興味深いことがありまして、このバッファローの赤ちゃんは実に小羊そっくりなのです。もしかしたら、黙示録を書いた、ヨハネが幻に見た獣と言うのは、小羊に似たバッファローの赤ちゃんだったのかもしれません。バッファロー、その赤ん坊を見て、小羊のような獣と表現したのかもしれません。

この第2の獣が起こったのは、第1の獣が死ぬほどの傷を受けた1798年頃ということになります。聖書に言われている通りにちょうどその頃、第2の獣が現れてきたのです。

アメリカ合衆国の建国は1796年ですから、非常に近いですね、年代的に。そしてアメリカ合衆国が国家として台頭してきた、そのすぐ後で、第1の獣が復活を遂げました。死ぬほどの傷を受けたのに、その傷が治ってしまったのですね。それは、いつ起こりましたか。1929年2月11日、ラテラン条約によってカトリック教会は復活したのですね。ムッソリーニという独裁者が、ローマカトリック教会に108エーカーの土地を与えて、そこに独立したバチカンの国を建てることを認め許可したのです。

そのとき、第1の獣の権力が復活を遂げたわけです。なぜでしょうか。聖書がそのように述べているからです。「そこで全地の人々は驚きおそれて、その獣に従」ったとあります(黙示録13:3)。バチカンが、全世界のローマカトリック信徒に対して与えている影響、立場というものを、皆さんもご覧になったことがあると思います。多くの人々がローマ法王をたたえ、驚き恐れ、彼に従おうとしています。