冬の北海道は何処も雪で真っ白になっていると思っていましたが、そうではありませんでした。
海沿いの町と山間の地域、同じ海沿いでも日本海側の小樽と津軽海峡に面した函館、太平洋側の室蘭で景色は違っていました。
それにしても、雪の高速道路をバスはスピードを出してビュンビュン走っています。
九州育ちの私には考えられないことでしたが、スリップ事故ひとつ見ませんでした。
定山渓温泉を出て、カルデラ湖で有名な洞爺湖を左に見てバスは走ります。
昭和新山を下に眺めながら有珠山ロープウェイで展望台へ。
昭和新山
雪の積もった遊歩道で思いっきり尻餅をつくツアー参加者を見てしまいました。
私たちも滑らないようにと気をつけて歩きました。
昼食は駒ヶ岳が見える大沼国定公園でジンギスカン料理です。
駒ヶ岳を眺めながら飲むビールは最高でした。
昼食後は函館へ移動、タワーから五稜郭見を見下ろしました。
よくぞこの様な要塞を、今から150年ほど前に築いたものです。
夜景が観れるかどうか微妙な天気だったので函館山には行かずに函館の街を散策です。
昨日の夜に続いて雪で凍った坂道を連れ合いの手をとりながら歩きました。
昨日は、
「昔にタイムスリップしたみたい… 」
と感じたのですが、なぜかその時は、
「介助してるみたい… 」
と思ってしまいました。
坂道の上り下りだったので、2人とも腰が引けてぎこちない歩き方だったからかもしれません。
レンガ倉庫近くのクリスマスイルミネーションは凍りついた空気の中でキラキラ輝いていました。
おまけに、打ち上げ花火も上がり冬の函館の夜空を飾っていました。
…冬の北海道の旅もそろそろ終わりに近づいてきています。