南洗場も完成し、2度の台風も何とかやり過ごし、秋の様な日和になりました。
台風一過の渓を訪ねました。
山間の林道は台風の風で落ちた小枝や葉っぱで覆われていました。
場所によっては、山道の上に木の枝や幹が覆い被さっています。
橋の上から川の様子を覗いてみると…
水の色は薄く濁りを帯びてはいますが、台風直後とは思えません。
その回復力の早さには驚かされます。
渓に入ると何故かホッとします。
誰もが簡単に来ることのできない場所だからでしょうか。
それとも、誰も知らないことをしてるからでしょうか。
陽の光を受けた苔や草の緑が鮮やかです。
水が流れ、弾ける音も心地よく耳に響きます。
夏の渓は緑の生命感あふれる匂い、秋は枯れ葉の匂いがします。
そんな渓を、水飛沫をあげながら歩を進める時、私は自分自身に纏わりついていた様々な"雑念” や"束縛” がひとつ一つ取り除かれて行く気がします。
誰とも会うことなく、秋の気配が漂い始めた渓を楽しむことができました。
今日もリフレッシュできました。さて、そろそろ家に帰るとしましょうか。
「おっと、忘れるところでした。我が家のメンテナンス用に幾つか石をもらって帰ろうっと!」
って、全然、雑念除れてないんじゃないの?