TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

2015夏 娘と父の信州旅行 … 番外編

2021-01-19 17:04:00 | 旅行
戸隠を後にして松本駅近くのレンタカー屋さんに車を返却し、バスで信州松本空港へ向かいました。

バスに揺られながら、
『これで娘との信州の旅もおしまいか… 』
と思い、少し寂しくなりました。

空港の待合室で搭乗案内を待っていると、急に土砂降りの雨に加えて雷まで鳴り始め、飛行機の出発が遅れてしまいました。

夕立かにわか雨だったようで、30分もしないうちに私たちを乗せた飛行機は離陸します。

私は飛行機に乗る時、窓側の席を予約します。

眼下に広がる、まるで地図のように見える海岸線を目で追ったり、手が届きそうな雲を眺めていると “あっ” という間に目的地の空港に到着してしまいます。

この時も、私が窓際で娘は通路側の座席です。

薄い雲を抜けると、北アルプスの峰々を窓から眺めることができました。

その後しばらく雲の中でしたが、眼下に弓形の海岸線が見えてきました。

石川県の千里浜のようです。
『この娘が小学生の時に、あの浜辺に沿って走る道を能登島に向け愛車のエスティマにキャンプ道具乗せて行ったよなー…
『いつの間にか、こんなに大きくなって… 』

その後しばらくは海しか見えませんでしたが、次に見えたのは隠岐島でした。



『隠岐諸島だ! 昔、この島に流された上皇がいたよなー… 誰だったっけ… 』

その西側に続く中ノ島と西ノ島、知夫里島が見えた時に、
『オッ! もしかしてこれは火山のカルデラ?』

周りが海ですから山の姿は見えませんが、島が切れ切れに丸く並んでいますし、その丸い輪の内側に高い出っ張りがあるように見えました。

 “カルデラ” で有名な火山は九州の阿蘇山です。


阿蘇山の周りを外輪山がグルッと取り巻いています。

水は溜まっていないので、カルデラ(「お釜」という意味らしい)の形状がよくわかります。

2019年冬に連れ合いと一緒に行った北海道でもカルデラを見ていました。

洞爺湖で、昭和新山や有珠山の近くです。


洞爺湖はカルデラ(お釜)の中に水が溜まっていいて、中心の火山が頭だけ見えています。

『隠岐諸島も西側はカルデラなのかな?』
『家に着いたら温泉があるかどうか調べてみよう!』

などと考えていると、宍道湖の上空を飛んでいました。

『去年(2014年)、連れ合いとこの娘と3人で出雲大社や足立美術館、それに松江では堀川めぐりしたよなー… 』
『出雲そば、美味しかったなー… 』

その辺りから夕陽で海面がオレンジ色に輝き始めました。

水平線近くに陸地や島が見えます。

私にはこんな感じに見えました。
       *オレンジ色の○は沖ノ島


陸地は大韓民国、島は対馬のようです!

九州に近づいてくると沖ノ島もはっきり見えました。

沖ノ島は福岡県宗像にある宗像大社の沖津宮があり、『神の島』とも呼ばれています。

私には、沖ノ島が海の中の目印に見えたのです。

昔、大陸と日本の間を船で渡る時、無事に航海するためにはなくてはならない目印が沖ノ島だったと確信しました。

そんな妄想をしているうちに飛行機は福岡空港に着陸したのでした。


無事、我が家にも着くことができ娘と父の信州旅行は完了したのでした。

最後に、載せることができなかった写真をいくつかupしてお終いとします。


今までブログを読んでいただきありがとうございました。

<諏訪大社本宮>





<霧ヶ峰ビーナスライン>

<入ったのはこの温泉でした!白骨温泉>


<オブセ牛乳焼きドーナツ>