4回目の重ね塗りは踊り場に取り付けた状態で行うつもりでいたのですが、実際にテーブルを設置してみると、板を支える脚が野暮でスッキリしません。
塗装面を目の細かいヤスリでしっかりと磨いた後にテーブルを外してしまいました。
どうやったらスッキリとした見栄えになるのか考え直します。
テーブルを取り付ける正面の壁は、壁の裏側に間柱が3本入っていますが、横の壁の裏には角の部分にしか柱が入っていません。
角の2ヵ所に出っ張りを設け、横の壁側の支えは少し頭が出るようにダボを打ち込み、そのダボにテーブルを乗せてみようと考えました。
材料はコレを使います。
角の2ヵ所の出っ張りは、以前使っていたテーブルの縁の部分を使います。
鋸で切り取り、角に合わせるので90度になるように加工します。
テーブルが乗る平面部に斜め下方向にドリルで穴を開け、壁裏の柱まで届くくらい長いネジ釘を打ち込み固定します。
もう片方の角にも同じようにして出っ張りを固定しました。
次は両サイドの壁側の支えです。
直径が10mmのダボを2個準備し、片側半分を直径8mmになるよう削ります。
ドリルで両サイドの壁に8mmの穴を開けます。
加工したダボを半分だけ差し込みます。
その時にダボが抜けないように木工用ボンドをたっぷりつけておきます。
これでテーブルを支えることができて見栄えもスッキリなると思います。
その間に、4回目の塗りを終えて乾燥させています。
4回も重ね塗りをすると色合いもずいぶんと濃くなりました。
踊り場の壁にテーブルの支えを取り付けを終え、塗装の乾き具合を見ている際にウッカリ手に持っていたタオルを、まだ半乾きの塗装面に落としてしまいました。
すぐに拾い上げましたが、すでに遅し!
せっかくキレイに塗った塗装面にタオルの痕が残ってしまいました。
これまでの苦労が水の泡です… 。
あまりのショックに、先程まで充ち満ちていた制作意欲が一瞬にして萎えてしまいました。
<⑤に続く>