詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

連れ添いて

2009年02月12日 10時37分21秒 | Weblog
 寒風の 冬の夜道を いそいそと

       釣りに行く 子供の様な 夫の顔    


    【短 歌】 寒釣りの夫はいそいそ支度して目深帽かむり夜道出で行く
    
    【短 歌】 黒鯛を釣り上げし夫の笑む顔に刻まれし皺も今日は忘れぬ

    【俳 句】 重ね着に伐採の夫足拍子

    【冠 句】 付き纏う 男の沽券軽からず

    【川 柳】 道曲げぬ世渡り下手な夫に添い

             
               融通の 効かない頑固さ 生き下手も

                     亡き義父に 益々似てくる 夫の顔


              
コメント (2)
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