詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

卒 業

2010年03月21日 12時15分43秒 | Weblog
遠き日の 悲喜こもごもの 思い出に

    故郷を 今懐かしく 呼び戻す 
                       



      『俳 句』  水仙や娘の恥じらいしセーラー服

      【冠 句】  穹清ら 遺影も抱かれ卒業す

      【冠 句】  愉しい地 母校の校歌共鳴す

      【冠 句】  頷いて 独り立ちした子の主張

      【冠 句】  匂い立つ 喝采の中退く舞台

      【冠 句】  動き出す 理想の余生一歩ずつ


                          人生に 一つの区切りを 付ける時

                              迷いなく 明日への一歩 煌いて



昨日、下の孫の卒園式がありました。

息子夫婦と一緒に少し緊張しながらも卒業証書を貰って、笑顔で帰ってきました。

多くの思い出が綴られたアルバムの1ページ1ページに可愛い成長の姿が写されて、

その一日一日を思い出すと、胸が熱くなってきました。

人生の折々に色々な”卒業”の日を迎える時があります。

それは仕事であったり、趣味であったり、、、病気の快癒、友人との別れ、家族との別れ

その一つ一つに感慨深い思いがあることでしょう。

年齢を重ね、自分が歩く道を選択しなければならない寂しい<卒業>の時もあります。

その新たな一歩がたとえ小さな一歩でも、前向きにキラッと光る一歩でありたいと、

しみじみ思います・・・  <自分にとって何がいちばん大切かを探す旅 それが人生>


          


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 「春の庭」      高野喜久雄

   土筆も かたくりも 山百合も

   ほら また去年の場所で 芽を出している
コメント (6)
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