詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

辿る路

2010年04月06日 11時10分17秒 | Weblog
母として 甘えることが 出来ぬまま

    距離を置き 送りし姑に 悔いを引く


   


                 【冠 句】  一歩二歩 ぎこちなく呼ぶお義母さん

                 【冠 句】  軽い嘘 二人の母を使い分け

                 【冠 句】  わかれ道 確執消して姑送る

                 【冠 句】  影憩う 苦労忘れた笑い皺

                 【冠 句】  辿る路 争うことの無き余生


                           
   三月の義母の命日に、庭の黄水仙を手向け、弾ける笑顔の遺影に話しかけました。

   素直に向き合えなかった過去の日々に、今も悔いを引き、、、胸を痛めています。

   私も姑になって思うことは、

   同じ苦さをお嫁さんとは繰り返さず、お互いにいい距離を保ち、三人の孫の成長を

   見守れる日々に感謝して、、、家族の絆を大切にして、、、

   そして、、、穏やかな余生を辿っていきたいなぁと思っています。

   

                     



      一緒にいるのに
           
            伝えらない気持ち・・・
                        
                  言葉にしてみませんか?
コメント (2)
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