詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

穏やかに

2010年07月15日 14時07分29秒 | Weblog

                少しずつ 心をまるく 歳重ね

                    命あり 生かされしこと しみじみと


      【冠 句】  夜の背音 些事の拘りもう問わぬ
 
      【冠 句】  折り返す 妥協の道も付け足して

      【冠 句】  心打つ 明日の布石温め合う

      【冠 句】  通りすぎ 指を噛む日もあったけど

      【冠 句】  海平ら 逡巡の無き帆を上げて

      【冠 句】  もの静か 懐深く歳重ね



   無鉄砲に走った若かり頃を思い出せば、詫びても許されない言動で、

   人を傷つけた事も、何度かありました。

   歳を重ねる事で、色々な事を温かく、優しく受け入れて、一日一日を穏やかに

   大切に過ごしたいと、しみじみ思います・・・



                        



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      単純なよろこびをよろこぼう
          複雑なかなしみを消すために    「短編集」 永瀬清子作より

      生活の中にも自然の中にも「単純なよろこび」はある。
      それをばかにしてはいけない。

      「瞬間に来て長くひびく。単純それ自身が深淵」なのだ。

      「複雑なかなしみ」にうちひしがれているこころを
      「単純なよろこび」を素直に単純によろこぶこころが
      救ってくれたりする。
      
コメント (2)
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