それぞれに 心のいろを 深くして
想い出の ひとつひとつに 手向く花
【冠 句】 湖に聴く 抱けぬ亡骸待ち続け
【冠 句】 列の中 逆縁に哭く喪主の席
【冠 句】 蝉時雨 枯れし供花に詫ぶ墓参
【冠 句】 墓洗う ひとり会話に苦笑して
【冠 句】 昼餉闑け 老僧の説深く享く
昨日は義父母の「お墓参り」に行って来ました。
在りし日を振り返り、僧侶のお念仏の言葉からも、偲ぶこと、生きる事の意味を深く
感じる事が出来ました。
幼い孫達も小さな数珠を掌に、見よう見まねでお焼香をして、人としての大切な一日を
それぞれに感じてくれた事と思います。
思いがけぬ事故や災害、病から大切な人との別れがあって、様々な喪主の席に辛い哀しみ
や、整理の付かない気持ちを持ち、座して折られる姿を何度か見てきました。
その重い苦を老僧の説法により、少しずつ和らげる事が出来るように思います・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<声かけてやりたい> 野村尚志
心のままに 心のままに ただ 心のままに
心のままの心なら 心のままの心に出会えて 心はとけて
流れる涙 こぼれる笑顔