詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

風のみち

2010年10月01日 13時51分08秒 | Weblog
     闇の日も 肩を寄せ合い 生きてきて

                         睦まじく 優しく触れる 秋の風


       【冠 句】  明るい灯 迷路抜け出す本に会う

       【冠 句】  風のみち 数多の星に照らされて

       【冠 句】  闇の中 互いの杖になる覚悟

       ≪川 柳≫  人生の紆余曲折を夫と越え

       【冠 句】  闇を越え 笑顔があればそれでいい

       【冠 句】  日々新た 萌え出ず感性研ぎ澄ます




めっきり秋めいて、朝夕は肌寒く感じるようになりました。

互いの気持ちを信じ合い、色々あった葛藤の日々を乗り越えてきて

しっかり結んだ夫婦の絆は、揺るぎない生きる支えとなっています。

折に触れ、老いの不安を寂しく感じるようになってきました。

余生の道をそっと寄り添いながら、互いの杖になり辿っていきたいと思います。


                        




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     若い樹は放っておいても葉を茂らせる。
     つやつやした若葉は育ちゆく命の力を放っている。

     一方、成長の盛りを過ぎた樹は、一年一年、年輪を重ねながら、
     環境に適応して自分らしい枝の張り方を心得てゆく。

     西向きなら西日に耐えて強くなり、北向きならその逆境に耐えてそれなりの茂り方をする。
     
     いつもスポットのあたる日当たりの良い場所に植わった樹のような派手さはないが、
     しぶい名脇役にも似た、いわくいいがたい魅力を秘めた存在になる。
     
                                           < 新聞記事より >
コメント (4)
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