詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

惜 別

2010年10月30日 10時09分25秒 | Weblog

               惜しまれて 花に抱かれ ひとり逝く

                   果かなくて 辛く哀しい 別れの日


    【冠 句】  夜の電話 怒涛となりしエプローグ

    【冠 句】  思い詰め 悪夢にしたい檻の中

    【冠 句】  夜の笛 気丈に喪主を務め終え

    【冠 句】  花の中 ひとり逝く旅淋しかろ

    【冠 句】  菊捧ぐ 思い出の詩届けたく

                                


 ” 生と死 ” 神より授かった一つの命の始めと終わり

 誰しも明日の運命を知る術も無く、生きている。

 無常の涙に送られて、ひとり旅立つ花の棺に、、、合掌・・・





     大切な人を送る哀しみの儀式を耐え、喪主の務めを果たされた方も多くおられると思います。

     最後の無言の会話を済ませ、未練を断ち切り、ただ成仏を祈るしかない無念さに、胸が痛みます。

     10月20日.... 義妹が突然の事故で....亡くなりました.....
コメント (2)
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