詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

 沈々と・・・ 

2012年08月03日 20時29分01秒 | Weblog

 今日はお盆の「棚経」、朝からお寺の僧侶に来て頂きました。

 子供達、孫達も揃って、ご先祖様の霊に手を合わせ、恙無く過ごせる日々への感謝を深め

 ました。 皆で楽しい食事を囲み、孫達と一杯遊び、賑やかないい日でした。

 明日は、私の父のお墓参りに行ってきます。  (14日 記)

 

 <思い通りにならぬ人生なればこそ、生き甲斐のあるを悟る日   8日に記>

 

              *************

   6日、朝から孫達を連れ、家のお墓参りに行ってきました。

   お盆にふさわしいお花を手向け、綺麗に流した墓石に義父母の好物を供えて、

   お坊さんの読経の中、数珠を手にお焼香をして、日々の平穏の感謝と祈りを

   それぞれ心をこめて、お参りを済ませました。

   お寺の境内には、大きな鉢に見事な蓮が咲き、坂村真民さんの石碑を慈しんでいる様に

   見えました。     ....念ずれば花ひらく.....      生きる支えの言葉です。

 

              

      お寺の境内の蓮と石碑 お線香の香りが風に優しく抱かれ、癒されました 

                           

             6日に書き加えました....    (ブログの写真は拡大出来ます)


 

   

                           

           沈々と                              魂に

       

        【冠 句】     盆迎え 亡姑に習いしこと嫁に

        【冠 句】     ありのまま 遺骨無き叔父眠る墓

        【冠 句】     ありのまま 語り部も老い敗戦記

        【冠 句】     沈々と 六十七年追悼す

        【冠 句】     奔放に 戦時を知らぬ自己主張

        【冠 句】     道灼ける 新たに増えし原爆忌

        【冠 句】     慎ましく 四方への謝意を身の奥に

 

   哀しみを多くの人の心に残し、計り知れない苦しみを齎した 1945年8月15日の

   太平洋戦争の終戦記念日がやってきます。

   母方の叔父も、凛々しい軍服姿の写真を遺し、遺骨も無い淋しい虚しい帰還でした。

   私が生まれた時は、すでに遺影となっていた叔父でした・・・

   

   6日には孫達も連れ、家のお墓参りに行ってきます。 

   お墓の下で眠る義父母も、成長したひ孫達の姿を見て、きっと喜んでくれると思います。

   何不自由なくスクスク育っている孫達ですが、小さな心に大きな痛みを残した 3・11の

   地獄絵を思うと、、、、、今日の幸をしみじみと感謝しなければと、深く深くその胸に刻み、

   生きることの一番大切な意味を、それぞれに問い掛けた事と思います。

   今年は近しい人との別れもありました。 追悼の意を捧げてきます・・・

 

                      

            やすらかに                    常しえに

   

                    ありがとうございます

   

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする