詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

一つの曲がり角

2015年12月06日 13時01分34秒 | Weblog

 年末に向けての色々な家事が待っていますが、年々出来なくなることが増えました。

 季節が変わることに洗っていた家中のカーテンも、今は吊ったままになりました。

 思い切らなければ大掃除も出来なく、、、目に付く場所だけの簡単な掃除で妥協をして

 あまり無理をせず 「まぁいいか~ 」で、済ませています。 老いることは寂しくもありますが、

 追い立てられることもなく、若い世代に甘える部分が多くなることかなぁと思っています。

 

 先日、49日の法要を済ませた友人から電話がありました。

 日に日に募る寂しさに、在りし日の面影を浮かべては涙して、、、伴侶に先立たれる辛さは

 こんなに悲しいものだということを、まだまだ癒えない気持ちを、泣きながら話されてました。

 日頃、夫とのつまらない諍いに苛立ち、喧嘩を売ったり買ったりしていますが、平凡な幸に

 感謝し、互いを思いやり、穏やかに過ごせるようにと、しみじみ大事なことに気付きます。

 続いた行事に疲れが残り、少し体調を崩して、今朝は中々起きられず、ぐずぐずしていると

 主人が心配して覗きに来てくれました。 (ちょっと嬉しかったです・・・)

 

 秋の文学祭の入選作品集が届きました。

 冠句の入選が2句あり、今年も参加できたことを、幸せに思います。

 

              曲がり角 溜息捨てて蹴った石

              彩あせず 深む齢に埋める夢

 

                        

 

  

   また、夢中になれる趣味を深め、一度しかない人生の花を、飾っていきたいと思います。

   今日もお立ち寄りくださり、ありがとうございます。

 


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