人それぞれに人生の色があると思います。
色々な感情に揺れ、時に自分の思いとは逆の選択もあって、後に悔いを残す事もあり
振り返れば、心の底にほろ苦さを溜めて、生きている部分もあります。
中々重く大変な人生、欲張りたい願いもあって、凹んだり泣いたりしてきて、、、
今、やり直すことは出来ない日々の中で、優しい気持ちを忘れず、母に向き合うことも
一番大切な事として、一つ一つの問題を片付けていこうと思います。
介護認定の結果もまだ無いのですが、先日見舞った母が、不安を抱えていました。
「どこへ行くの？」と、何度も聞きます。 噛み合わない会話ですが、何となく何かを
感じているらしく、一日も早く、安らかな晩年を過ごせる環境の暮らしが来ることを
願っています。 持参したお菓子を食べ、喜んでいました。 そして、この日は
「気をつけて帰ってな」と、言ってくれました。 こういった事は暫く無かったので、
とても、切なかったです。 時間が繋がったり、切れたり、本当に難しい病気です。
大声で軍歌を繰り返しているお婆さん、一生懸命走り回っているお爺さん、周囲の
様子は、今日も息を呑むばかり、介護に携わる方々の大変さに、思いを深めます。
ご主人の自宅介護を続けている友人から電話が入りました。
本当によく頑張っている姿に、頭が下がります。 病を受け入れて、自分との葛藤を
繰り返し、少しずつ落ち着かれていくご主人も、辛い日々を何とか乗り越えて、今
感謝の言葉も出るようになられたと聞きました。
周りから聞こえてくる噂に、「大変だから仕事を止めて、介護に専念すればいいのに」
も有るらしく、「大変さを案じてくれるのは嬉しいけれど、介護の合間の仕事、趣味等も
今の暮らしを続ける中で、無くてはならない自分の時間だと思う」と、友は言ってました。
落ち込む気持ちを切り替える事で、また気持ちを立て直し、向き合えるのでしょう。
人生は、本当に人の数だけ違う生き方があり、出す答えも夫々にあって、生かされて
いるのだなぁとしみじみ思います。
いつかきっと それぞれに花を咲かし
拡大鏡 生きる道筋定まらず
謎めいて 余白が目立つ女文字
まだおんな 嫉妬の渦に溺れそう
女の手 情に溺れて泣いた日も
止まらず 微妙に逸れて行く噂
雲眺む 最後の一行未だ迷い
山の湖 迷いのこして夕ひとり
一人の灯 自分探しの旅も果て
森の奥 風の噂も鎮まりぬ
陽は優し 老いて愉しむ花つくり
髪染める 煌く残照はんなりと
ほんわかと 幸せ色のパンを焼く
（ 色々な思いを並べ、、、）
びっしりと 人生を繰る棚の本
本を置き 道成す光生く術に
（ 今、このように思います・・・ ）
２４時間ＴＶで、頑張って走られた落語家の「林家たい平さん」、とても爽やかな
お人柄に惹かれ、毎週日曜日の「笑点」を、楽しみに観ています。
多才な方で、歌も歌われています。 素敵な絵も色紙に描き一句を添えられ、
拝見するたび、和みます。
「芝浜ゆらゆら」を、ユーチューブで聴けますが、甘く澄んだ声で、とても素敵な歌、
その中にある言葉にも、勇気が貰えます。
じっとしているようだけど
なにもしてないように見えるけど、、、
いつか 花を咲かすんだ
本当に、人生って、そういうふうに、思います。
皆様、いつもありがとうございます。
