詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

日々を満たし・・・

2018年05月29日 16時54分00秒 | Weblog

 蒸し暑さを感じる季節になり、厳しい腰痛で中々眠れず、長い夜でした。

 先日、母の様子を見に行ってきましたが、、、

 前回と同じく、耳元で呼びかけても、眠ったままでした。

 これで三ヶ月、会話の出来ない同じ状態が続いています。

 車椅子に移して貰って、食事は自分で摂っているみたいですが、

 入院当初とは全く状況が変わりました。

 人生を全うすることの大変さを、母の姿に厳しさを感じながら、

 姉や妹と重い気持ちを引きずり、、、帰宅しました。

 

 どのような人生が待っているか判りませんが、その日その日を

 自分に悔いを残さないように、無理な背伸びはせず、今日を明日に

 繋ぎながら、前を向いて生きていきたいと思います。

 

 ギター、折れずに頑張っています!

 教室での課題、仲間との自主練習、思うように弾けず歯痒いですが、

 大好きな時間を大切にし、向き合っています。

 明日はコーラス、教室の準備など、色々気配りが要りますが、

 あまり気負い無く、苦手な大役ながら、何とか進めています。

 

 支部の冠句の選者、各支部への投句準備が、暫く重なります。

 時々気分転換をしながら、これも充実した時間を満たせれば

 いいなぁ~と思います。 気合を入れ直してがんばろう!

 多忙ですが、喜びや楽しみと一緒に、向き合える日々に

 感謝をしています。

 

 

    < 弱気を吹っ切る冠句です>

 

            ありのまま 刻みし皺に自負も混ぜ

 

            (連冠句)

              一心に

           振り向かず 明日への道をかたくなに

           振り向かず 一つ山越え次の山

              耐えて待つ 流した汗も自負にして

 

           風まかせ 試練乗り越え一歩ずつ

           風まかせ 強気通した血の若さ

           上り坂 脇目も振らず湧く闘志

               

           夢を追う 10年日記彩って

               

 

               

 

         

      

  今、読んでいる本 『 ケアマネ日記 』    日本評論社

  「走りながら考える」と言われつつ介護保険がスタートしたのは

  2000年4月のこと、問題点が見つかるたびに修正されてきた。

  介護保険のお蔭で、高齢者にとっても介護する家族にとっても、

  日本の社会はだいぶ暮らし易くなったのではないだろうか。

  利用者のよりよい在宅生活の実現を目指して奮闘する、

  現役ケアマネたちの手記である。

 

  ご主人の自宅介護を頑張っているコーラスの友人、

  とても大変な日々の中、介護保険を利用しながら、

  自分の時間を作り、コーラスも諦めず続け、明るい笑顔を忘れず

  向き合い、気分転換を上手にされています。 

  何時まで続くか判らない長い道でも、少しでも負担を軽減できれば

  乗り越えられることもあるかなと、母を重ねて私もそう思います。

 

  色々な環境の中、みんな夫々に頑張りながら、日々を満たし

  生きているのでしょうか....

 

   木村耕一 著書   「こころに響く方丈記」

 

   東北の大震災のあと、多くの人々に読まれている本ですが、

   鎌倉初期の随筆 「鴨長明 著」を、判りやすく纏めた本ですが、

   今の時代に通じる、良い本に出合えました。

   前を見つめて生きる姿、深く考えさせられました。

 

   図書館で偶然見つけた本から、視野を広げることもあり

   読書も趣味の私、とても嬉しく思います。

 

   皆様、いつも有難うございます。

 

    


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