生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

福島原発と東北地方太平洋沖地震38

2011年03月17日 23時51分15秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-7
福島原発と東北地方太平洋沖地震38


 2011年3月17日夜に買った、3月18日づけの『日刊ゲンダイ』32面の記事「まるで東電の広報マン テレビの識者はなぜ「安全」ばかりをアピールするのか」では、

  「国を挙げて取り組む原発政策に異論を唱えれば、異端児扱いされて、学会では爪はじきだ。……「本音なんて、とてもとても……」が「御用学者」の正体ではないか。
   テレビ報道は「バラエティー」と思って、自分で判断することだ。」
(3月18日づけの『日刊ゲンダイ』32面)

とある。

 外国の報道機関は、まだ本来の報道をしているようだ。『日刊ゲンダイ』4面の、春名幹男 「国際情報を読む 直ちに福島原発を廃炉にせよ!」では、

  「欧米の報道やシンクタンクの情報から判断される結論は、福島第1原発の「廃炉」処分である。……コンクリートをぶち込んで、固定化させる。「原発の墓場」にするということだ。」……
  15日付のインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙……にも、日本国内では報道されていない真実が多々暴かれている。……」
(『日刊ゲンダイ』4面)

とある。

 毎日新聞によれば、
  「社民党の福島瑞穂党首は17日夜、首相官邸を訪れ、東京電力福島第1原発の事故を受けた緊急要請を行〔な〕った。福山哲郎官房副長官に対し、東海地震の予想震源域にある中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)を停止させるよう申し入れた。」
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110318k0000m010107000c.html

とのこと。


福島原発と東北地方太平洋沖地震37

2011年03月17日 20時10分44秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-6
福島原発と東北地方太平洋沖地震37

 
 原子力資料情報室の家頁(ホームページ)
http://www.cnic.jp/modules/news/

に、「2011/3/17緊急院内集会『福島原発の現状をどう見るか』で使用した資料」がpdfで提供されている。
 今後予想される危険(1)、(2)、そして(3)が書かれている。いずれも、テレビでの解説者も言うように、冷却するしかないとのことである。冷却に成功することが肝心ということになる。pdfとしては文字は読めるが、残念ながら、コピペすると文字化けする。

 また、
 「地震・事故:福島原発 : 放射線被ばくを考える」
http://www.cnic.jp/modules/news/
という記事が提供されている。

 
 JanJanBlogの、
 「続6・原発震災/なぜ『原発震災』といわないのか?」は、
http://www.janjanblog.com/archives/33958
に、提供されている。

  「放射能のために、被災地に自衛隊やボランティアが救援に行くことが不可能になり、一方被災者も、原発事故だけならなんとか避難できるかもしれないのに、地震による大被害のために逃げられない。」
http://www.janjanblog.com/archives/33958

とある。
 また、そこから、
 福島第一原発から西に45キロ離れた地点の放射線観測データのつぶやきが掲載されている頁
http://www.rupoken.jp/
へのリンクがある。


福島原発と東北地方太平洋沖地震36

2011年03月17日 15時12分06秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-5
福島原発と東北地方太平洋沖地震36


 国の指針に「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」(EPZ)があるそうである。

 毎日新聞の地域ニュース 「福島原発事故「避難指示20キロ」 地域防災計画の想定外 /京都」によると、

  「国の指針では「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」(EPZ)は原発の半径8~10キロ以内。
   ……
   EPZを巡っては、これまでにも拡大を求める声があった。中国電力島根原発(松江市)から最短距離で約17キロの鳥取県境港市は国にEPZの拡大を要望。異常時に直接情報提供が受けられることなどを盛り込んだ安全協定の締結を中国電力に求めているが、EPZの範囲外であることを理由に拒否され続けている。」
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110317ddlk26040564000c.html

とある。


福島原発と東北地方太平洋沖地震35

2011年03月17日 13時06分46秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-4
福島原発と東北地方太平洋沖地震35

 関西テレビによれば、仙台市では給水ホースが凍り、給水開始が30分遅れたとのこと。

 寒さは、生活上で様々な困難をもたらす。
 北日本は今日明日でも温暖化すれば、いくらかでも助かるのではないか。

 
 警視庁の高圧放水車を使って放水して、使用済み燃料プールを冷やす作業をやるというが、もっと台数あるいは水量を多くする必要があるのではないか?
 米軍にも頼んで(日本政府からの依頼に備えて、80km内立ち入り禁止の例外を用意しているらしい)、分担し協調して至急全力で対処すべきだと思うのだが。


福島原発と東北地方太平洋沖地震34

2011年03月17日 12時36分44秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-3
福島原発と東北地方太平洋沖地震34

 ワシントン時事によると(時事通信 3月17日(木)5時7分配信によると)、
  「ルース駐日米大使は16日、声明を出し、福島第1原発の半径80キロ圏内に在住する米国民に対し、米原子力規制委員会(NRC)の指針に基づく「予防的措置」として避難を勧告
   ……
   福島第1原発の4号機に関し、「使用済み燃料プールに水がなく、放射線量が極めて高くなっている」と警告。3号機の燃料プールも損傷しているなどと分析し、日本の決定よりも広範囲の避難を勧告するに至ったと説明した。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000016-jij-int

とのことである。

  「原子力安全・保安院は17日朝、東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第1原子力発電所周辺で実施してきた放射線量の計測場所を、これまでの同発電所正門付近から、西門付近に変更した
  ……
  作業員が年間に浴びてもいい放射線の許容量を、100ミリシーベルトから250ミリシーベルに引き上げたばかり。
  それでも高い放射線量が検出される場所で計測を続けると、必要な作業人員の確保に支障をきたす恐れがある。」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/497031/

らしい。

福島原発と東北地方太平洋沖地震33

2011年03月17日 11時26分05秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-2
福島原発と東北地方太平洋沖地震33

 きちんとした議論をする某氏はどんな発言をしているのだろうかと検索していて、つながりからつながりへと繋がった結果、下記のような文書があることがわかった。

  「マスコミ関係者から問い合わせがあったので採録。日本共産党福島県議団2007年7月24日 福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることがすでに明らかになっている・・対策を講じるように求めてきたが東電はこれを拒否。http://bit.ly/hK6DQC 」
http://twitter.com/officematsunaga

 
 「http://bit.ly/hK6DQC」をカチッする clickと、

 福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ(2007年7月24日付け)
http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2007/20070724_02.html

のhttp場所になるのはどうして?

 
 その文書では2007年7月16日に起きた中越沖地震
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87

のときの東京電力柏崎刈羽原発に触れられている。

  「IAEAは予想より被害は少ないとの報告を行〔な〕っ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%8F%E5%B4%8E%E5%88%88%E7%BE%BD%E5%8E%9F%E7%99%BA#IAEA.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E8.AA.BF.E6.9F.BB

たらしいが、中越沖地震から3年余り立っても、

  2009年12月 7号機営業運転再開
  2010年1月 6号機営業運転再開
  2010年8月 1号機営業運転再開
  2011年2月 5号機営業運転再開
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%8F%E5%B4%8E%E5%88%88%E7%BE%BD%E5%8E%9F%E7%99%BA#IAEA.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E8.AA.BF.E6.9F.BB

とあるから、まだ2~4号機は運転再開していないらしい。そうであれば、それらには地震によって重大な不具合が生じたということではないのか、と疑いたくなる。

 関西電力の原発の津波対策の高さは、或るテレビによれば、いずれも2mに満たないとのこと。

 2011年3月17日11時22分、大阪は雪、ぱらついている。


福島原発と東北地方太平洋沖地震32

2011年03月17日 10時33分22秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-1
福島原発と東北地方太平洋沖地震32

 被災地では、寒さと雪である。

 
 武田邦彦氏の家頁 home page
 http://takedanet.com/
に、

原発 緊急情報(8) 放射線はどこまで行くか?
http://takedanet.com/2011/03/post_cd3c.html

原発 緊急情報(9) 気象庁:国民の方を向いてくれ!
http://takedanet.com/2011/03/post_02f1.html

原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?!
http://takedanet.com/2011/03/post_b9fc.html

などの記事がある。
 国立大学法人の教員からの適切な発信はないのだろうか? 法人化以降は国家公務員(一部への奉仕者ではなく、国民全体に奉仕する者)ではないのかもしれないが、国立大学はその収入の大部分は税金であろう。

 さて、むろん、どれほど権威あると言われる人の発言であれ、発言内容は、議論での論理整合性、発言から実際の行動までの一貫性、主張とその根拠立ての妥当性、などに照らして吟味すべきである。要は、いろいろと自分自身の頭と感性で対応しよう。そのためには、日頃からいろいろの面から考え、具体的には、異なる主張や意見についても、あくまでその論理性と根拠性に照らして検討することである。