生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

システム的種概念についての覚書1

2011年11月25日 11時22分32秒 | タクソン学 事始
2011年11月25日-3
システム的種概念についての覚書1 Memo #1 concerning systemic concept of species
20111125

 或る種(タクソン(∈ 概念))の記載または記述 descriptionは、システム的種概念 (the or a) systemic concept of species の立場から言えば、

 1. その名称によって指定される種システムについての記述である(べきである)。
 2. しかし、現在のところ、種システムを直接に観察することはできない。
  したがって、観測できる事項によって推論した種システム(のモデル)を図解するのが、現在有望な接近である。その際には、生物体をたとえばいわゆる遺伝子操作を行なって(ただし倫理的問題や環境的問題などがある)その結果から、システムのメカニズムを推定するというやり方は有効であろう。まずは発生メカニズムの解明が問題である。発生システムに見られるであろう種分けの解明が肝要である。
 3. 観測事項とは、生物体についての諸観測結果を事項として抽出ないしは要約したものである。
 4.