何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何をいまさら「跟蹤」

2007-08-30 20:56:25 | ジョニー・トー
暑い毎日が続きますが皆様、いかがお過ごしでしょうか?私はまたもやPCを開けられない状況が続いております。・・なぜならPCのある部屋には冷暖房器具がないのですよ。というわけで当分更新は切れ切れの予定です。たまに覗きにきてくださいね。
で、YesAsiaで暫く前に買ったDVDの感想など・・。このDVDには映画のスチールをプリントしたものがおまけについてました。「跟蹤」(英語タイトルはEYE IN THE SKY)です。トーさん映画で脚本家としておなじみのヤウ・ナイホイの初監督作品です。
主演はレオン・カーファイ、サイモン・ヤム、そしてケイト・ツィー。さらにラム・シューとマギー・シューも出てます。もちろん林 雪至上主義者はラム・シュー観たさに見てます。いやー、今回はカーファイ演じる強盗団の一員として登場。ある意味目が釘付けな行動を取ってくれます。
警察の「監視」部門(あれですな「インファナル・アフェア」でアンディ・ラウがいたような部門ですね)の尾行チームのリーダーがサイモン・ヤム演じる黄 文展。そこに新たに配属されるのがケイト・ツィー演じる何 家寶。いきなりケイトの任用テストから映画はスタート。しかし、すごいのはここに出てるサイモンがただのおっさんにしか見えない事。ここがすごい。本当に最後までおっさんです。
カーファイの演じる強盗団はかなり組織化された動きを見せていて仕事は確かです。でも、思わぬ事からラム・シューが目をつけられ警察に追われる羽目に・・・。
マギー・シューは「ブレイキング・ニュース」のグレイス並みのキャリア官僚。前ならルビー・ウォンの役回りですね。
この映画、主人公のケイトの成長物語なのですが、彼女が遭遇する3つの事件への対応でみせるという中々よく練られた脚本でした。
それにしても、防犯カメラや携帯電話の発信源の追及など警察の捜査を描いたドラマではすっかり電脳捜査が当たり前になってますね。香港映画を観てるとそれを不意に思い出します。日本で公開されるかな?面白いからどこかでやって欲しいな。


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