さてさて、まひろは育児をやってみたい派のようで、危なっかしい手つきでおしめを替えている。乳母のあさに「乳母は子供のお世話の為におりますのに」と言われても、好奇心が勝つようだ。
そこに惟則が来て「おでこの辺りは宣孝殿かなぁ。」等と言い「おなごは男親に似るというから」と後ろめたいまひろの気持ちを刺激する。「そんな事言わないで」とまひろ。
しかし惟則は意外な事を口にする「無理なんかしてないよ」
私の頭は「??」
無理って何?まさか惟則まで生物学上の父親話しを知ってるの?謎セリフだ。
産まれてから2ヶ月、地方に行っていた宣孝と初対面。名は「賢子(かたこ)」と名付けられた。まひろは子守り歌代わりに漢文を読み聞かせて乳母の度肝を抜いた。
彰子のもとに帝が龍笛を持参する。笛を吹く帝を見ない彰子に、帝が声をかけると彰子は
「笛は見るものでは無く、聞くものです」と返事をしたもので赤染衛門は「!!!」となっていたが帝が「一本取られたな」な感じになり何とかなった。しかし続いて「そなたの父親は、そなたを中宮にしたいようだが」と言うとボット回答「仰せのままに」が繰り出され、赤染衛門は倒れそうだったに違いない(笑)
道長は一条帝に二人の后(中宮)を並び立てる事を推し進めていた。
行成を使い、押しまくり、ついに彰子を中宮とした。行成、お疲れさま。
また、この入内シーンの彰子が禍々しく空虚なのだ。この人がいつ覚醒するやら。。。
公卿が見守り、実資が祝詞を述べた。
秋山はこのシーンが大変だったと言っていた。秋山のセリフにみんな、笑ってしまったらしい。あまりに意味が分からないまま言ってたからだと思う。
宣孝は早速、道長にまひろが子を産んだ事を報告。道長は祝いを述べる。
高松殿で明子の教育ママシーンを見たあと、道長はついに倒れた。心筋梗塞かしら??
高松殿で倒れた道長。どうやら倫子には伏せていたようで、廊下で百舌彦が尋問されてた!「もう、3日もお戻りではない。内裏には行かれているの!」詰める〜。百舌彦がピンチなところへ、明子女王さまより使者が。道長が倒れたと聞いた倫子が急行!
倒れた道長の枕頭で二人の妻がバチバチ!今回イチの見せ場(笑)
怖いわ(笑)
倫子さまの「土御門でお倒れになれば良かったのに」←コレ第一声(笑)
「あまりこの病気は動かさぬ方がよいとか。夫の看病をお願いいたします」ハイ、倫子さまお強い。
宮中では道長が倒れた話でもちきり。
実資は道綱相手に(Xではオウム扱い)「今、左大臣様に何か有れば宮中は乱れる。内大臣様も右大臣様も頼りにはならぬ」
道綱「そうだね」
「されば私がいれば」
道綱「そうだね」
実資ギョッとしてたな。ホンマに会話がオウムレベルだ。
一方、宣孝はまひろに道長が倒れた事を告げる。まひろは月に向かって祈る。回復して欲しいと。まひろが静かに涙を流す。
すると道長は水音に誘われるように、どことは分からない真っ白な空間で目が覚める。すると傍らにはまひろの姿が。まひろに手を握られた道長が「まひろ」と呟いて意識が戻った。
道長が目を覚ますと傍らには明子さま。
「明子にございます。ようございました」と道長にすがる明子。道長はまひろに触れた感触を思いだしてるみたいだが明子にそっと触れた。
2ヶ月ほど病みついた道長は土御門に帰還。一家総出でお出迎え。百舌彦の顔も見える。
道長が差し掛けられた傘をはずされ、家族を見たときの表情が「無」すぎ。
定子は第3子の皇女を出産後亡くなる。
取り乱す伊周。
「みんな、あいつのせいだ!左大臣の大事なものをすべて奪ってやる」
狂った伊周。
伊周、道長を呪詛してますから!
定子さまは本当に美しく、清少納言との強い絆は素晴らしかった。一条帝との愛も美しく、運が無いのってこういう事なんだと思いました。定子さまの退場は本当に悲しいです。