何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何をいまさら「インファナル・アフェアⅢ」その3

2005-12-30 23:25:00 | 香港映画
というわけで久しぶりの更新でございます。Ⅲはやはりアンディの映画ですね。キャラクターとしてはあまり好みではないのですが、立ち居振舞いがかっこいい。色気がありますよね。
Ⅲはアンディ視点でみてるので、サムやらウォンに目が行きません。ま、出番も少ないですしね。ウォンなんて、銀行で娘の出産祝いを貰うのと店屋で紙おむつ物色してるとこと、サムの取引を摘発しようとして、ヨンに横槍入れられるシーンだけじゃん。まあ、ヤンと電話ではよくしゃべってますが・・。
今回はドクター・リーの出番も多いですね。微妙に邪魔にしてる自分が・・。ヤンとの出会いも描かれてますね。まあ、画面に華がないとね。
話をもどして、ラウはヨンがサムのスパイと狙い、彼の身辺を洗い始めます。暗戦で見せた盗人アンディ再び。華麗です。かっこいい。
劇場でもびっくりしたのが、自分とサムの会話を録音したマイクロテープを送りつけられると思ったラウがポストに放火したらしいシーン。この辺りの描き方はかなりシブイです。私の中ではかなり印象に残ってます。
さて、今年も後一日。もう次の更新は来年しか出来ませんのでご挨拶を。
この忘備録のようなブログにお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。よりよい内容をお届けできるように来年もがんばっていろんなものを観たり読んだり聴いたりして、ご紹介できればと思います。インファナルの続きは来年に。2月まではあまり更新できないと思いますが(試験が2月15日に決まりました)出来る範囲で更新していきますのでたまに覗いてやってください。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。ちなみに私の正月休みは元旦のみです。世の中には休めない人もいるんだから贅沢いっちゃいけませんが、思いは複雑です。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何をいまさら「インファナル・アフェアⅢ」その2

2005-12-27 18:29:25 | 香港映画
で、今回はサントラを貼ってみました。お金に余裕のある人は買いですね。
そして、またもやインファナル恒例のサムのお寺参りのシーン(考えてみれば3作品全部に登場してますね)Ⅰで死んだ人が皆でてるよー・・当たり前ですが。もう一人の新キャラであるシェンの登場(演じるのはチェン・ダオミン)。この人も怪しさ200パーセントですね。サムがヤンを呼んで、シェンの弟のリョンと話を詰めるように言います。
でウォンとヤンが銀行で接触しますがどうやらウォンに子供が出来たらしくヤンから御祝をもらってましたね。ヤンはウォンにサムが大陸と武器の密売をすると流します。
でリョンとの打ち合わせの日。友好的に話が始まろうとしてますがサムが電話でヤンに「リョンを殴れ」と指示します。でそのレストランで大暴れしたのでヤンは警察に引っ張られます。
そして署内でオールスターキャスト、サムとシェンの関係者と警察関係者が一同に会します。ま、これもこの手の映画にはなくてはならないシーンですね。この事件の落とし前はヤンを捨て駒にしようとするサムと友情に厚いキョンが対立、キョンが自分を瓶で殴る捨て身の行為に親分ふたりが折れて、商談はそのまま進む事に。さすがバカのキョン、友情にはやたら厚いな。
今回はキャストのほとんどが未来時制では死んでるので妙な気分になりますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何をいまさら「インファナル・アフェアⅢ」その1

2005-12-24 17:49:52 | 香港映画
本日、久方ぶりの更新です。実は仕事が詰まってたのと風邪でダウンしておりました。これから年末にかけてブログの更新は止まりがちでしょうが、みなさまたまに見てやってください。
で、やっとこ今日「無間道Ⅲ 終極無間」を見ましたよ。これが唯一リアルタイムで劇場で観たインファナルシリーズです。恐らくこのネタで年末年始走りますのでお付き合いよろしくお願いします。
3作目はラウの無間道を描いています。時間軸でいえばⅠのすぐ後ですね。始まりはヤンがキョンのマッサージについて行き、大暴れするところから。この頃のヤンはちょっと情緒不安定気味です。で、オープニングに行くんですが、あれ?こんなんやったか・・。半年前にしっかり見てたつもりですが、かなり忘れてます。
タイトル後はラウが査問にかけられてるシーンから。都合よく事実を曲げてます。皆、多分疑ってるんですが、とりあえずほとぼりがさめるまで庶務課勤務になるラウ。どうやら女の子がマリーとの間に出来たようですが、ただいま離婚にむけて話し合い中。ラウは仕事も私生活もピンチ。
そして保安課の限りなくダーティーなヨン警視という新キャラが登場。演じるのはレオン・ライ。腹黒い感じがよく出てます。そして始まるラウの新しい無間道。サムが送り込んだスパイはあと三人。こいつらが消えない限りラウは善人になれないのです。
今回はヤンの殉職日を基準に過去と現在が交差する展開です。気を抜くと話がわからなくなるので要注意。ではこれからしばらくよろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何をいまさら「ラブレター」ときどき#6

2005-12-18 00:41:47 | 韓ドラ・映画
この間、韓ドラの日本版の発売情報をみていて「雪だるま」があるのに気付きました。WHY?え、あんな地味(ファンの方には申し訳ないですが・・)なキャスティングなのに・・。キム・レウォンが出てるからか?ちょっとショックでした。どこか「ラブレター」出してくれないかな。韓国版持ってるけど買うから・・。
このところVODを見てませんでして、久方ぶりに観ましたです、ハイ。で11話です。
ウジンはアンドレアが帰国してウナが自分の元から逃げるのではと不安にかられます。ウナを昼間に呼び出して、母親にアンドレアが帰国した事を知らせないと告げます。そしてウナに、自分が贈ったロザリオの前に身につけていた物を返します。実はそれはアンドレアがウナにあげたもの。そしてアンドレアの父がイム先生に贈ったものでした。またもやそれを見て揺れ動くウナの心。
ウジンはレストランから出て立ち去ろうとしたウナに無理やりキスしますが、ウナはそれに答えません。観てるこっちも「うわー」と「あちゃー」しか言えません。その後、ウナが物陰までよろめいて行ってうずくまって泣きだすんですが、大層ツライです。
アンドレアは診療所に通い始めます。子供が抱けないアンドレアが子供のいるところに往診に行かねばならなくなります。弱っているところにマリアおばさんに頼まれて夕食を届けに来たウナが。
アンドレアはウナと往診に出かけました。そこで二人は懐かしい風景に囲まれ、だんだんと昔を思い出すのでした。で、そこへ夕立が。仕方なく雨宿りする事に・・。
一方ウジンはマリアおばさんからウナが診療所に行ったと聞き、急いで駆けつけます。そしてエステルシスターからロザリオの来歴を聞いて目の前が真っ暗に。さらに雨に濡れて迎えに行ったウナはアンドレアと楽しそうに帰ってくるし・・最悪ですな。その場をあとにします。
心配したウナが家に行きますが、ウジンは帰ってこず、妹のユリがウジンのガウンを着せ掛けてくれました。が、そのポケットにはあのラブレターが入っていたのです。そしてウナはそれを数年の歳月を経て初めて読んでしまいます。
帰りの遅いウナを心配したアンドレアが教会の入り口で待っているとウナが悲痛な面持ちで戻ってきました。手にはあのラブレターが握られています!!事態を悟ったアンドレア。そして真実を知ったウナ。ウジンの悪事がばれました。どうでる、ウジン!!
でこの回はアンドレアとウナの出会ったころのシーンがよく使われてました。印象的だったのはアンドレアの初ミサのあと、礼拝堂でアンドレアに落としたベールを着せ掛けてもらうところ。とても悲しいけど綺麗なシーンです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何をいまさら「4人の食卓」

2005-12-13 20:23:35 | 韓ドラ・映画
「秋の童話」でウンソの少女期を演じ、スターダムにのしあがったムン・グニョンちゃん。今日芸能記事をチェックしてると大学に合格したそうで・・。春から女子大生ですね。がんばって卒業してね。
ひさしぶりに韓国映画のレビューを・・。で取り上げるのは心理ホラー。
主演は「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンと「パリの恋人」でおなじみパク・シニャン。監督はイ・スヨン。女性監督ならでは視点で容赦なくトラウマをあぶりだします。チョン・ジヒョンはこの映画のヨン役をノーメイクで演じたらしいのですが、とても信じられませんな・・。きれいですよね。
主人公のパク・シニャン演じるジョンウォンは結婚を控えた建築士。婚約者でインテリアデザイナーの彼女が選んだ4人掛けの食卓セットが新居のダイニングに据えられたところから映画は始まります。
ある日、地下鉄でうとうとして目覚めたジョンウォンは母親に毒殺された二人の少女の姿を見ます。そして新居のあのダイニングに二人が座っているのを見てしまいます。ジョンウォンの心に大きな不安が宿り始めます。
ジョンウォンは郊外の小さな教会の息子。その教会でヨンに出会います。ヨンには普通の人に見えないものが見えるらしく、あの少女たちが見える。心が不安定になったジョンウォンとヨンは宿命に引寄せられるように出会ってしまった。しかしヨン自体もなにやら大きな問題を抱えている様子。やがて二人の過去が暴走し始める。
ジョンウォンの幸せになれるはずだった新居はトラウマの蓋をあける舞台と化してしまった。ジョンウォンが必死で蓋をした記憶とは?そしてヨンの心の闇の真相とは?
女性ならではの生理的な不快さがよく描けてる映画だと思います。チョン・ジヒョンはヨンの危うさやはかなさをその美貌で演じてみせました。ジョンウォンのトラウマ描写は奥が深く凄みすら感じました。ちょいとストーリーに言いたいことはありますが、まずは見せる力のある映画です。ブレイク作品とはまた違った顔をみせているチョン・ジヒョンとパク・シニャン。二人がトラウマの真実を捜し求める姿が印象的です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何をいまさら「デッドエンド 暗戦リターンズ」

2005-12-03 23:18:33 | ジョニー・トー
やはり信者は見ねばという事で観ましたが・・・・後悔しました。いやー、「左向走、右向走」よりは後悔しませんでしたけどね。
「暗戦」の時のアンディより今回のイーキン・チェンが事件を起した動機がわかんないし、アンディの時はアンディの華麗な盗人ぶりを堪能させていただきましたが、今回はそんな楽しみもなくがっくり。しかしラム・シューがいっぱい出てた!!しかも交渉人役。全然役に立ってませんでしたが。救いはそれだけです。
あとは無能なウォン警部がでしゃばってすべてを台無しにしてくれるのが楽しかったぐらいですかね。オチも「暗戦」の踏襲で、どうもこの映画、ものすごーい早業で作られたとしか考えられません。
ラストはまたクリスマスの街角。ホーはまたもやポップコーンをモグモグしてます。
どうやらトー監督、クリスマスがお好きなんですね。うれしそうに撮ってる感じがいたします。
私の感想はやっぱり暗戦が好きですかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする