何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何をいまさら「暗花 ロンゲストナイト」ふたたび

2005-10-30 23:25:17 | ジョニー・トー
昨日の自分のブログの結びの言葉を見て絶句。「今日は子の役にて」ってなによ・・。正直に書きます。昨日はブログ書きながら寝てました。過去このようなことはなかったのですが、あまりに眠かったらしく本当に寝てました。あまりにおもしろいのでこのまま罰として訂正せず置いときます。とほほ。
本日も以下にネタバレあり。ストーリーを知りたくないよい子は読禁!
二大勢力が拮抗していたおかげでかろうじて平和が保たれてきたマカオの黒社会。新興勢力の台頭を二人の親分ケイとジョージは和解によって乗り切ろうと画策。しかし長老のホンが己の巻き返しを画策し始めた事で黒社会に大きなうねりが起きます。
そんな中、ケイがジョージの首に500万ドルの懸賞金を懸けたとの噂が・・。ここでケイと仲良しの汚職警官サムとしてトニー・レオンが登場。腰ぎんちゃく何号かでラム・シューも登場。
そんな中、見かけも怪しいスキンヘッドのイウトンがマカオに現れる。早速サムに見つかり脅されます。そりゃあんな中で食事続けられるのはおかしいもの。で、夜の街を歩いてるところを見つかってボコボコに。で、タクシーに乗せられるのですがその脱出方法がすごいんです。観てください。
ケイの息子ウィンはイウトンとキャバレーの支配人から同じセリフを言われブチ切れ「お前親父さんから何も聞いてないのか?」ジュニアはこのセリフがお嫌いです。支配人はあとでゲロ女を送っていく途中で何者かに殺されます。これが次の引き金になりいつのまにかサムがケイを裏切った事にされ、腰ぎんちゃくトリオからも見放されます。いつの間にかラム・シューも「ザ・ミッション」に出てた頭が凹んだおっさんの配下に。最後にはホンの配下にいたような・・・。その節操のなさはダメなんじゃ・・。
後半のトニーの追い詰められかたはまさに悪夢。ケイの首は出てくる、自分の車からウィンの死体が出てくる、部屋に知らない金が置いてある。絶対絶命ですな。
ラスト、鏡張りの部屋でのサムとイウトンの決闘は何かのオマージュですね。そして本当のラストのやりきれなさ。マカオの黒社会は新たなる秩序の時代が幕を開けるのです。
この映画の教訓年寄りは怖い。
クラブのゲロ女はフィオナ・リョンかな?あんなにゲロ吐いてる女を接客さすクラブってなんだろう?あれにどんな意味があったのか考え込みますな。どの謎よりも不思議。
音楽はレイモンド・ウォン。「暗戦」の人です。観ての感想は・・評価の難しい作品ですね。ストーリーの緻密さには少々欠けますが勢いがあって面白いと思いました。
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何をいまさら「暗花 ロンゲストナイト」

2005-10-29 23:11:34 | ジョニー・トー
久しぶりの更新です。しかも脳内ライブラリーではなく、新作です。厳密にいうとジョニー・トーのプロデュース作品なのでこのカテゴリーに異論のある方もいるかもしれませんが、トーがかんでなきゃ見ませんから・・・。以下、これより多少のネタバレあり。よい子は見ないでね・・。
今回、トニー・レオンがどうしようもない汚職警官サムを演じてます。あとラウ・チンワンがチンピラのイウトン役ででてます。ストーリーとしては置いてかれますね、観てるほうが・・。あんまり親切な描写じゃないもんで・・。
今回トニーはしょっちゅうタオルらしきもので汗拭いてるし、すぐ拷問してるし・・。あのチリソースらしき瓶での拷問は意味あるのかな・・。なんだかインファナルを見てるのでギャップがあるな。
かたやチンワン、何気にしぶいなー。そういや、「暗戦」に出てたリーさんをキャバレーのエレベーターで発見!間違ってはないと思うんですが・・・。相変わらずちょこまかしてました。今日はちょっとかなり眠いです。
それにしてもクラブの酔っ払いねえちゃん。すごい汚れ役です。あ、今寝てました。では今日は子の当り役でした・・。
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何をいまさら「ラブレター」ときどき#3

2005-10-22 11:09:54 | 韓ドラ・映画
昨日までの2日間、業界団体が新たに立ち上げる資格認定試験の受験資格講座に行ってきました。自分の会社の支店の方やまったく別会社の方とも一緒で楽しかった反面、非常に気疲れ(以外に座を盛上げる使命感にかられやすい)し、昨日は風呂にも入らず爆睡。
起きて、VODでラブレターを観ようとすると・・繋がらん。やっと繋がってもいい所でフリーズ。ショック。1時間後に再トライ、で無事8話を観ました。先を知りたくないよい子は以下読むのは禁止。(これから読禁ってしようかな)
アンドレアの異父妹であるユリの緊急入院で、ギョンウンママは再びチョン家に帰ることに。ここでもウジンは駄々っ子で、ギョンウンとアンドレアを引き離すんだよな。家族じゃないとか言ってギョンウンママを悲しませるなら、帰ってきてと頼むなと言いたい。
傷心のアンドレアはウナをつれて育った街へ。ウナと二人穏やかな時を過ごします。ここで印象的なカットは、海辺でアンドレアが間違って風船を飛ばしてしまうとこかな?アンドレアががっかりした顔をするんですが、ウナは自分の分も手放してさようならってするんですね。なんだか二人のこれからを見てるようで、せつなかったな・・。
結局、アンドレアはイタリアに旅立ちます。その朝、アンドレアはやっと自分がウナを愛してることに気付きます。いままでウナが自分をどれほど見守ってくれていたのか・・。
アンドレアはウナの渡せなかった手紙の裏に自分の想いを書き入れ、机の上に置きます。
一方、ウナはペドロ神父の教会でそっとアンドレアを送り、ウジンだけがアンドレアを空港で見送ります。その時にアンドレアはウジンに「本当のことをいうとウナのことも君に頼むつもりだった。でもそれは出来ない。僕はウナを愛してる。」と告げます。そしてその想いを手紙に書いておいてきた事も言っちゃった・・。当然、ウジンはそれを握りつぶします。そら当然だよね。
そして数年後、ウジンは父の病院で働いていますが、やっと手に入れたかと思ったウナはウジンと婚約の準備までしながら南米の医療ボランティアとして行ってしまい、荒れる毎日。そこへウナが戻ってきました。さあ、どうするウジン!!!
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何をいまさら「ラブレター」ときどき#2

2005-10-20 22:06:51 | 韓ドラ・映画
本稿には少々のネタバレあり。私は先の話はいっさい知りたくないというよい子は読まないでね。
あとで「序章」と#1を読み返して軽く冷や汗・・。内容がバッティングしてるよ・・。
それにしてもチョン・ウジン(演じるはチ・ジニ)あんたそんなにアンドレア→本名イ・ウジン(演じるはチョ・ヒョンジェ)とチョ・ウナ(演じるはスエ)の間を邪魔して楽しいのか?つらいだけやろ?でもね理屈じゃないもんな、ウジン。君の気持ちはよーく解るよ。だけどアンドレアファンとしては許せんな。
だって、アンドレアにウナがアンドレアの事好きだって教えちゃうんだもん。アンドレアはウナの事そこで意識しちゃって二人の関係がギクシャクしちゃう。さらにウナには自分は気付いてるけどアンドレアには言ってないとか嘘つくし。なんてやつだ!!
6話で二人のウジンの間の因果が語られますが、それを聞いてしまったウジンはアンドレアの家に向かいます。しかしそこには叔父さんのペドロ神父から真実を聞かされズタボロになったアンドレアを幼子を抱くように慰めるウナの姿が・・。ショックだよな。
そして学校のバスケットコートでバスケットを始めると、そこにアンドレアが現れ、二人は出会った頃のようにバスケットを始め、その後仲良く家に向かいます。しかしそこにはイム・ギョンウン先生ーアンドレアの生母であり、ウジンの育ての親であるが、アンドレアを訪ねてきていたのです。ウジンは母を無理やりつれだし家に連れて帰ってしまいます。
学校のシャワールームでアンドレアがウジンに言います「僕はなにも持ってない。だから僕のまわりにいる人には永遠に変わらないでいて欲しいんだ。」「僕の友達はウナと君だけなんだ」「君は今も僕の友達か」アンドレアの言葉はどれもとても悲しいですね。
アンドレアもウジンも友達でいたいのですが、運命は二人の友情に試練を与えます。
ほんの少しの間だけ、アンドレアとイム先生を二人にしてあげられないの?チョン親子。

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何をいまさら「ラブレター」ときどき#1

2005-10-18 23:30:32 | 韓ドラ・映画
というわけで、「脳内俺流ラブレター」を阻止するために(「夏の香り」でこりてます)
ついにVOD視聴で「ラブレター」を観始めました。
やっぱいいわ。このドラマ。TRI-BEの歌ったエンディング曲はやはり名曲ですよね。それにしても、このドラマのサントラには劇中に流れるインストもので入ってないもの多数あり。ちゃんとタイトル曲とかいれて欲しい。何のために買ってるか解りません。ちと話はそれますが韓国のドラマのOSTは劇中では流れない歌ものが多く入りすぎてる気がします。それはそれでいいんですが、やはり印象的に使われてる曲は権利関係もあるでしょうが極力いれてください!お願いしますよ。
で、本題。このドラマ、本国では視聴率が悪かったようですね。今、結構いろんな地方局でOAされてるようですが、何故か日本版DVDが出てません。こんなにいいのに。「秘密」は出てるのに・・。仕方なく「字幕 なし」の韓国版を手に入れ、脳内ライブラリーの「VOD視聴日本語字幕」を現在貯蔵中。ただいま7話までたどりつきました。
韓国ドラマは9話ぐらいまで盛り上げるだけ盛上げてどうにもストーリーの「風呂敷をたたむ」のが上手でないものが多いのは何故なんでしょうね。でも今、7話です。一番いいところです。
わたしは登場人物の中ではアンドレアが好きです。あの爽やかさがいいです。そしてウナ。アンドレアだけを見つめる強さがいいですね。
二人が大学に通うために住んでいる家も好きです。昔ながらの瓦屋根の並ぶ一角。ここに住みたい気になりませんか?家がどんな構造になってるのかいつも興味を持ってみてますが、もうこの家も出てこなくなるんだよな。
1話の子役アンドレアの役に泣かされ、2、3話では平和な学生生活のスタート。悲しいシーンもあるけどトーンは明るいです。4話から少しずつ曇り始め、今は大雨ですね。これから二人にはドンドン辛いことが起こります。辛くなったら2話の楽しそうな二人を見なおそうと思っています。
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何をいまさら「ラブレター」序章

2005-10-10 23:57:15 | 韓ドラ・映画
今日はまだ視聴中のドラマ「ラブレター」について書きたいかと・・。
とりあえずVOD視聴してますが、実は韓国版のDVDボックスも買いました(ただし字幕なし)。いろんな地方局がこのドラマの場合放送されてるので関西での放映を待ってましたが(ひょっとして私が知らない間にやったか??)やらないので、耐えかねてVODで観始めました。
このドラマ、脚本がオ・スヨン。「秋の童話」や「イブのすべて」の脚本家です。どうやら今は海外で暮らされてるようですね。この3本並べてみると主人公たちはみんな海外で暮らした事があり、韓国に帰ってくる事で話が転がり始めます。
「ラブレター」も主人公が3人とも海外に出る展開となってますね。これはオ・スヨンの資質なのか、ドラマ界の定説なのか判断に悩みますな。
で、感想。このドラマいいです、やはり。孤児になり父方の叔母に引き取られ、叔母さんに虐待されて育ったアンドレア。ある事件をきっかけに母方の叔父であるペドロ神父に引き取られます。叔父さんの教会に隣接する孤児院でこれまたいい子に育ちます。
高校生になったアンドレアの前に、父母を失ったウナという女の子が現れます。最初は頑なに殻に閉じこもったウナでしたが、孤児院の暮らしの中でアンドレアと心を通わせるようになります。しかし高校の卒業式でアンドレアは神父になる事を皆に告げます。ウナはアンドレアに思いを寄せていますが、それを彼に告げる事はできませんでした。
大学生になった二人は揃って医学部に入学します。そしてアンドレアは同じ名を持つ(本名はウジン)医者のドラ息子ウジンとの運命の出会い。
そしてウナも二人のウジンの運命に翻弄されます。告げる事が許されないアンドレアへの想い。そしてウナを運命の相手と信じるウジン。人に恋することが最初から考えられなかったアンドレア。すれちがう三人の想いがドラマを盛り上げます。
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何をいまさら「幼い新婦」

2005-10-08 00:02:40 | 韓ドラ・映画
昨日の「アメリカン・ゴシック」を投稿後「まっさかボックス出てねえだろうな」と○ゾンで検索。・・ないOK!本国で出てるのかしら?インターナショナルで検索。・・ヒットしました。これから出るらしいです。という事は日本でも出るかな?ちょっと期待していいのかな。本日○ゾンで予約していた「PTU」を引き取る。なんと劇場公開時のパンフが復刻版で入ってる。・・すばらしき哉キングレコード!!ついていくわ!
で、本題。私めこれは韓国版DVDで英語字幕での視聴でございます。という事は細かいニュアンスが解ってません。私の英語理解力「わたし、さんちゃい」レベル(ご想像におまかせします)。それでも根性で見たのは、MVが楽しそうだったのと主演がムン・グニョンとキム・レウォンだったからです。
この話、「おくさまは18才」みたいですな。と書けばある一定年齢の人はわかるはず。
写真館の15歳の娘と、その隣に住む大学生がお祖父さんの陰謀であれよあれよと結婚させられる話です。
で、これムン・グニョンのお母さんはまたもや「秋の童話」のウンソママ。またもや娘で泣かされてました。キム・レウォンのお父さんを「猟奇的な彼女」の彼女のお父さんが又もや快演。もうMV観た瞬間から気になってきになって・・。出番を確認するのがうれしくてたまりませんでした。
そして影の主役お祖父さん。このおじい韓国の年寄りを大事にする文化を悪用しすぎ。なんとか早く孫を結婚させたいおじい、まわりを徹底的に巻きこんで陰謀の成就をはかります。この手管が・・・腹かかえます。姑息ですから(笑)。
この映画、ムン・グニョンがかわいい、につきます。それ以外は期待してはいけません。キム・レウォンですら引き立て役ですから。でもかっこいいけど。
このDVDの映像特典に主題歌のMVが入っていないのがかなり不満。でもメイキングでグニョンちゃんのお父さん役の人がバージンロードを歩いてきて新郎に娘を渡すとき「あーげない」とやってるのはいい感じでした。あと素顔のグニョンちゃんがみられて満腹です。
それなりにおもしろいので何も考えたくないときにどうでしょうかね。退屈しませんよ。


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何をいまさら「秘密」ふたたび

2005-10-02 23:37:29 | 韓ドラ・映画
今日からサンテレビで「ガラスの華」がスタート。ロケ神戸でやってましたから・・・。
珍しく早く帰ったので終わりかけをちらっと見たらキム・ハヌルががんばってました。感想はそれだけです。「秘密」のほうがおもしろいかな・・。あくまで私見です!
京都テレビが見られるかたは韓ドラ再放送枠で「秋の童話」が始まります。あと韓国のエンターティメントの情報番組も始まるらしいので楽しみです。
で「秘密」の話。
このドラマ、ハ・ジウォン演じるジウンのお姉ちゃんいじめと、それに対してヒジョンがどんだけ耐えるかが見所です。この妹悪いですよ(笑)姉ちゃんの人生を横取りしようとしますから・・。結局すべて手に入りませんが・・。
ヒジョンさんって健気なんですよね。お父さんが交通事故に遭って意識不明の重態になるんですが治療費にあてるため借家を出る。そのせいで自分の家がなくてもへこたれない(泣)キム・ハヌルこの役にぴったり。
かたやジウン、都合の悪い時はすべて逆ギレ。でもそれでママも納得するんだよな。何故だまされる・・。目をさませ!あんたの娘は別にいるんだよっ!!
それにしてもこの姉妹のお父さん、根性悪すぎます。出ていっちゃった嫁が憎いのはわかるけど何故、捨て子を拾ったなんて言っちゃうかな。奇跡的に植物状態から脱し、しゃべれなくても意思表示が出来るようにはなりますが、そこで彼は自分の嘘が生み出した大きなねじれを見せ付けられます。親友のおっさんが嘘を元に戻そうとしますが、ジウンのなりふりかまわぬ姿を憐れんで真実は暴かれません。
そうです、このドラマの嘘くささをわからんようにしてるのはハ・ジウォンの演ったジウンが、せっかく掴んだチャンスを逃すまいとあがき、もがく姿の必死さなのです。あまりのすごさに憐れみを覚えるという不思議な感覚が味わえます。
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