何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何をいまさら「ラブスト-リー」

2005-09-30 15:16:59 | 韓ドラ・映画
久しぶりの更新でございます。もう辞めたと思った方もおいででは・・。まだ辞めませんですよ。少なくともヘギョっちの映画が公開されて韓国版DVDが出るまでは・・。
で、「ラブストーリー」ですが、監督はヘギョっちの初主演映画「波浪注意報」の監督で「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨンです。
主役のソン・イェジンは母ージュヒと娘ージヘのダブルキャストです。それぞれの相手役はジュヒ編がチョ・スンウ、ジヘ編がチョ・インソンです。皆さん日本での知名度あがりましたね。
話は母と娘の話がかわりべんたという構成なのですが、どうにもジュヒ編が弱い気がします。ジヘ編がよく出来てるだけにツライですね。
私が好きなのはジヘの雨宿りのシーンとみんなの憧れのサンミン先輩からもらうお土産のシーンですね。このジヘの親友スギョンはちゃっかりぶりが、あまりに正直。冒頭からインパクトのある登場です。でも彼女が居なければストーリーが回りません。
まあ、ジュヒ編も悪くはないのですが、いまいち乗れませんでした。ラストは予想どうりで、「なんだかなー」ですが(ここは阿藤 快で)冒頭やジヘ編、ゆったりと描かれるジュヒの恋がやはりグッときますので未見の方は是非。ジヘのお茶目なところを好演したソン・イェジンを楽しんでください。
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何をいまさら「秘密」

2005-09-18 23:44:04 | 韓ドラ・映画
 この作品をこれを書くのに少し観ましたが、やはりおもしろい。
 ひとつの「嘘」が招いた、たくさんの「秘密」をめぐる話なのですが、これがねあらすじ書くと「ありえんな」と思いますが観てると「フムフム」と思ってしまうマジックにかかるんですわ。
主人公のヒジョンを演じるのはキヌ・ハヌル、その妹のジウンにハ・ジウォン、ヒジョンを好きになるチェ・ヨンミンにキム・ミンジョン、そしてヒジョンをずっと好きでヒジョンの勤める服屋のどら息子のジュノにプリンス リュ・シウォンといった布陣。このドラマプリンス効果で日本語版DVDボックスが出てますがまあ、おもしろいから許すか・・・。
ジウンのママでアパレルメーカーの女社長役でイ・フヒャンが出てますが似合います。なんでこんなダークな役ばっかなんだろうね。でもどれも愛ゆえに本来の道を見失う役なんですね。イ・フヒャン、日本に来て自分が有名なんで驚いたらしい。そりゃ、あんだけ印象的な役をやれば覚えられるわ・・・。
このドラマ最大の見所はヨンミン先生のヒジョンさんへの愛ゆえの暴走っぷり・・・。仕事さぼってヒジョンの後をつけてた???そりゃストーカーやがな・・。なんてのは序の口。他にもいろいろとありましたな。
あと、ハ・ジウォンの悪女っぷり。がんばってますよ。
お近くの放送局でもし放送が始まったら観てください。昼ドラの観たらちょっと気分悪いけど観るのが辞められない・・そんな気分が味わえます。といってもそんなに気分悪くなるほどエグイセリフなんかはありませんが。


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何をいまさら「ヒーロー・ネバー・ダイ 英雄眞心」

2005-09-17 21:45:54 | ジョニー・トー
やはりジョニー・トー信者と名乗るからには見るべし!というわけで○ゾンでゲットいたしました。観ての感想は観るものの度肝を抜きますって感じでしょうか・・。すべてにおいてエクセレントな映画ですぜ。
主演はレオン・ライとラウ・チンワン。もちろんラム・シューも出演(笑)レオン・ライの恋人役がヨーヨー・モンでラウ・チンワンの恋人役がフィオナ・リョン。特にフィオナ・リョンにはびっくりさせられます。後半パートは彼女が引っ張っていきますから。
ジョニー・トーらしく情けない二人の親分の描写や小ネタ等、面白いシーンもありますが、全体的に「子連れ狼」やなんかの時代劇を思い起こさせて、奇妙な既視感を抱きます。
ストーリーは二人の男を巡る裏切りと復讐の話なのですが、実に二人の親分が情けない。タイの将軍(やったかな?とりあえず顔役のおっさん)に手打ちをしてもらわないと事態を収拾出来ないんだから・・・。でもその姿は人間の普遍的な姿を表してるようでなんとも言えない気分になりますね。クライマックスは死体が転がりまくり。
ジョニー・トーを観た事がない人には勧めませんが、信者には必見の作品です。音楽は「暗戦」と同じレイモンド・ウォン。劇中「スキヤキ」が流れますがこれも既視感の原因の一つかな。
あらゆる意味で予想を越えたストーリー展開に「えええっ」の連続です。信者は必ず見なきゃいかんです。
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何をいまさら「猟奇的な彼女」

2005-09-13 22:01:43 | 韓ドラ・映画
さて、本日は私が始めて見た韓国映画の話など・・。
この監督の作品では一番いいんではないかと思ってますが。ハッ、今度のヘギョっちの映画の監督も彼では・・。今のところにしておきましょうね・・。
この映画大好きです。キャストもはまってるし、監督の付け加えたといわれる延長戦の話も好きですね。キョヌのお父さんとお母さん役の人達もいいです。が、私のツボは彼女の父親をやったハン・ジンヒ氏。最高です。出番はほとんどありませんが記憶に残ります(笑)彼女の酒癖は父親似だな。
チョン・ジヒョンの演じる彼女(名前がないのはなんでだろ)、チャ・テヒョンの演じたキョヌ。主役の二人もはまり役で実に気持ちよく見られました。
この映画の最大の見所は「ヨブキ(猟奇)」=ちょっとかわったという意味、な彼女に振り回される男の悲喜劇で、これが実におもしろい。小ネタのギャグもよく効いていてしっかり笑わせ、そして感動させてくれます。あと彼女がシナリオライターを目指してる設定なので劇中劇があるんですが、監督のギャグ炸裂でこれも注目です。この設定が後から効いてきますので要チェックです。
一番好きなのはハイヒールのシーン。しっかり笑わせた後、しんみりさせてくれます。
あとは最初のほうの酔っ払った彼女を介抱してあげるシーンかな。
ラブストリーの苦手な方にも充分楽しめる、見終わったあと、お得感のある映画です。お勧めです。
ヘギョっちの映画「波浪注意報」はチャ・テヒョンと監督が「猟奇的な彼女」と一緒。主役の二人は高校生姿からスタート。どんな映画になるんでしょうかね・・。
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何をいまさら「インファナル・アフェアⅡ」その20

2005-09-11 23:38:39 | 香港映画
というわけで長々と書いてきた「インファナルⅡ」も最終回です。
Ⅱの見所は①クワン配下の4人のボスの生き死に
②ハウとウォンの仁義なきたたかい
③マリーの姐さんとしての生きざま
④サムの生きざま
ですかね。細かいところではサンスクの得体の知れない怖さとかルクのいい人ぶりとか、若き日のヤンとラウの対比だとか見所はたくさんありますね。
Ⅱは映画自体も大好きなんですが、サントラも聴き所満載です。ラストを飾る「1997」は聞いてるだけで映画のシーンを色々思い出して感無量ですよ。サントラの中ではⅡの出来が一番いいと個人的には思っています。もうすぐⅢのDVDが出ますね。予約はしましたか?また見直したらここで取り上げたいと思っています。ではこの段終了!!ここまでお付き合いいただいた皆様、ご苦労様でございました。
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何をいまさら「インファナル・アフェアⅡ」その19

2005-09-10 23:37:29 | 香港映画
ウォン その3であります。
親友のルクを失ったウォンは失意の日々を送ります。ある日ウォンはルクの墓参りに。ルクの隣にはロ・ガイが眠ります。そこへイップ校長に連れられたヤンが。ヤンはハウの行動を記録し続けたものを貸し金庫に預けている事を告げます。何故俺を助ける?と問うウォンにヤンは警官だからと答えます。そして早く潜入から抜けさせてほしいとも言います。ウォンは解ったと答えますが、この人結局ヤンを10年潜入させましたから・・。この時は多分ウォンもウブだったんだわ。
そんな時上層部から、タイで潜伏していたサムをインターポールからの情報で確保できることを知り、ウォンはハウ潰しに着手する事に。
サムを香港に連れ帰り、ハウを立件する証人として保護します。
ハウが政界に打って出ようとした日、ウォンはハウを逮捕します。ウォンちょこっと勝利
すべてを失いつつあるハウは家族をハワイに逃がし、最後の決戦に挑みます。サムを呼び出しサムに証言をさせまいとします。しかし現場にウォン達警察がきてしまい取り囲まれます。ハウがサムに銃弾を打ち込もうとしたその時、ウォンが発砲、ハウはウォンにより射殺されます。でもね、このシーン誰が撃ったか私にはよくわかりませんでした。何回も見てるとあ、ウォンしかいないわとなるんですが・・。
最終的にはウォンが辛勝ってかんじですかね・・。
ラスト、ウォンは仕事場で返還の日をむかえます。手元にはハワイでジェノサイドになったンガイ家の人々の写真が・・。そしてハウの代わりにサムの写真が貼られ、新ボスの誕生となります。
どうもウォンはハウに勝てずに終わったという感じがぬぐえません。皆様どう思います?
しかしこの文章では、とてもウォン好きの人が書いたものとは思えませんな(笑)というわけでこの項終了!
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何をいまさら「インファナル・アフェアⅡ」その18

2005-09-09 23:21:38 | 香港映画
ウォン その2であります(ケロロ調で・・もういいって)。
ウォンはイップ校長の紹介でヤンに出会い、マフィアが身内に居る事で放校になるしかなかったヤンを潜入捜査官にします。まずはヤンをマフィアの世界に入れるため刑務所にぶちこみます。そのあと色々暴れまわり名前を売り、ついでに恋人に逃げられたヤンをハウが身内に迎えます。ウォンにしてみれば作戦の第一段階成功。
ルクは話を聞いて反対しますがウォンが押し切ります。ハウは次の取引にヤンをつれて行くと伝えます。ヤンとウォンが接触してるところにルクが休暇中の軍人といった姿で現れます。取引があるのはクワンの命日。サムだけが国外に出されることをウォンはいぶかります。ルクは事も無げにサムも殺すと答えます。
サムがマリーの制止を無視してタイに行ってしまい、不安にかられたマリーがウォンを呼び出します。ところがこの密会が思わぬ波紋を・・。
取引当日、勢い込んだウォンは取引現場でハウを押さえます。この駐車場のシーンの緊迫感、好きです。で、署に連れ込みハウが取引のブツであるビデオを再生します。そこにはクワンを暗殺の話をするマリーとウォンの姿が・・。ウォン、絶体絶命。この勝負ハウの圧勝です。
ウォンは警察をやめるかどうか悩みます。ちなみにウォンのお住まいは窓一面に木が見えるなかなかよいお部屋です。
ルクはウォンを説得しにきています。そしてルクがウォンの車のエンジンをかけた途端、大爆発。ウォンの悲しみようを見てやってください。かなりカッコ悪いです。
ルクはウォンがトランプでいかさまをしてても、何年もだまされてやる事のできる男。そんな友を失ったウォンの悲しみは図り知れません。でもこれは彼の行いの報いなのです。
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何をいまさら「インファナル・アフェアⅡ」その17

2005-09-08 07:56:31 | 香港映画
さあ、インファナル祭りも何とか最後の項に差し掛かれそうそうです。しんがりを務めるのはウォンでございます。まあ、彼が私のインファナルにはまるきっかけを作っただけにかなり思い入れがありますね。多分書きたいことがありすぎて整理しながら書かないとえらい事になるかと・・。ではスタート!
ウォンの登場はサムを呼んで署内で飯を食わしてるところから。ウォンの初めてのパトロール話からです。一番平和な食事シーンですね。でもサムに野心があるか聞いてみる不穏さも。ウォンはこのサーガの因果を作った男でやがて報いをうけて死ぬんですがね。
ラウがクワン暗殺に成功。大ボスが殺され当然シマは不穏な雰囲気に・・。組織犯罪課も出動します。ウォンも自分の目論見が成功するかどうかの瀬戸際。ですがアイスを食いながら(このあたりちとガキっぽい)ルクとボス達の動向を見守ります。しかしハウは切れ者です。親分たちを掌握。サムを次のボスに据えるというマリーとウォンの野望は露と消えます。
この後、ウォンたちはハウの所に現れますがどう見ても言いがかりをつけに行ったとしか見えません。ハウとウォンはお互い相容れないことが直感的に解ったらしく、コトある事にやりあいますが・・・いつもウォンが負けますね。ウォンはハウに勝てないインファナルの定説ですわ。
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何をいまさら「インファナル・アフェアⅡ」その16

2005-09-06 21:45:53 | 香港映画
ヤン その3であります(ここはケロロ調で読んでね)
ハウは娘の誕生日の席で一家が海外に移住して商売から手を引く事を匂わせます。それも割と積極的に。しかしこれもボス達の油断を誘うため。そして父の命日にハウは復讐ののろしをあげます。
4人のボスを始末し、ウォンをギャフンと言わせ、ハウは父の護衛だった奴らを始末、ついでにロ・ガイも始末。ハウの側近サンスクが火葬にする時の札びらを巻く中で跡形もなく始末されます。ちとそれますが、サンスク(演じるはリウ・カイチー)親分を始末する現場に居るんですが、蛍の光をハーモニカで吹くんですよ。後ろでおっさんが生き埋めにされてるのに・・。
ヤンはその現場にいて(ロ・ガイ殺害)明らかに動揺。そしてハウが現場から立ち去ろうとして歩き出したところをバイクに乗った男が襲撃。ヤンが身を挺して救い事なきを得ます。
このあたりからヤンの行動が時々エキセントリックになりハウに窘められる事も。きっと潜入のストレスに押しつぶされそうになってるんでしょうね。ルクが殺され、ウォンがハウを追い詰める覚悟を決めたとき、ルクの墓前にヤンがイップ校長に連れられて登場。ウォンはこの時「もう潜入はこの事件が終わればやめさせる」と言いますが、それは嘘です。ヤン、だまされてるよー。ヤンは前に警視の前でやらなかった敬礼を墓前であらたな決意とともにやって見せます。
最後の決戦、ヤンはハウの最期に立ち会います。ハウは弟が潜入だったことを知って死んでいきます。兄弟の中で極道の道を選び、一番理解してくれてると一瞬でも思った弟から発信機を見つけたショックは言い表せないでしょう。ヤンも兄弟の中で唯一自分に向き合ってくれた兄を精神的にも永遠に失ったショックはただ事ではないはず。ハウが死んでいくシーンはいろんな感情の錯綜する名シーンだと思います。という事でこの項終了!
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何をいまさら「インファナル・アフェアⅡ」その15

2005-09-04 23:44:36 | 香港映画
ヤン その2です。
ヤンはまず黒社会に顔を売るため刑務所に送られます。で、同じ房にいるキョンと再会。ですが哀れキョンは出会い頭に大笑いしてヤンにボコボコに・・。それも手加減ナッシング。
その晩にキョンが父親死んで泣いてるのをヤンが見つけます。キョンが大泣きを始めると黙って慰めてやるんですが、ヤンは自分の父親のことをチラッとでも思い出したかな?
ウォンはこっそり塀越しにヤンの様子を聞いて煙草を差し入れてやります。
出所後チンピラ生活を始めるヤン。異母兄であるハウが一緒に仕事をしようと誘います。ヤンはほとんど話しをしません。ハウに「お前はうちから逃げたがっていたな。口をきくのもいやなのか?」その答えも首振りだけ・・。「明日は娘の誕生日だ。お前もうちに来い」と誘われ、又もやちょっと笑顔でうなずくヤン。あー、まだ若いわ・・。つづく・・
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