何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何故か見ている「光る君へ」宣孝&詮子さまの退場

2024-08-03 07:56:07 | Weblog
いよいよ物語は後半へ。キャストがゴロっと入れ替わる。オープニングの名前クレジットも順番がずいぶん変わった。
今週は前半で宣孝が退場。
後半で詮子が退場した。
宣孝の死は正妻からの使者により知らされた。オープニングでの和やかな賢子を囲んだ一家団欒が暗転する。まひろの変顔強要とか(笑)このシーンは吉高が透けてる。
為時は除目で越前守から外された。宋人を追い出せ無かったから。この評定会議で実資が為時擁護発言!
夫が死に父が無冠=無職に戻った為時邸。乳母のあさが逃げた(笑)そりゃそうだ。金のキレ目が縁のキレ目にございます。
まひろの生活を心配した道長は、百舌彦を使者に(道長の口調マネの口上が笑える)為時を頼通の家庭教師としてスカウト。が、為時が断る。
百舌彦はお怒り(笑)
為時は右大臣家を巡る、まひろの気持ちを考えて断った。しかし、まひろに話を受けろと説教され(笑)為時は家庭教師話を受ける。
詮子は体調がすぐれない。定子と一条帝の間に産まれた敦康親王を彰子に育てさせ、伊周の官位を元に戻すよう進言した。まあ史実では、敦康親王の件は行成の進言らしいです。
藤壺で彰子と親王の初対面では、彰子さまがお袖をピロっと広げたら親王が嬉しそうに座りに来て一安心。実質はほぼ毎日来ていた倫子が、親王の面倒を見ていたらしい。。。倫子さま、お体いくつありますの???
ネット民は藤壺からの連想で静ちゃんが、彰子と敦康親王の間に何か仕掛けると心配してる。。。色々前科がある(ひかきみでもな)ので杞憂とは言い切って上げられないのが辛いけど、無いと信じたいな。
詮子40歳の儀が開かれる。帝もお渡りになり、公卿列席のもと華やかに執り行われた。
し・か・も、帝のご所望で道長の二人の妻の長子が童舞を舞うことに。二人の妻も臨席して静なるバトルが。
公任は二人の同席が「無い」派で意外でした。ま、愛妻家みたいだしね。
舞は明子腹の巖君→後の頼宗の舞が秀でており、その場で感銘を受けた帝が巖君の舞の師匠に従五位下の位を与えたのだ。舞を見ている二人の伯父さんがいいねぇ。道綱は「二人とも上手だねぇ」で。俊賢は泣いてるし。あんなクリクリお目目のかわいい赤ちゃんだったのが、一丁前に踊るしかも、上手いときたら伯父さんは泣くのだ(笑)
つうか、「光る君へ」では甥・伯父や姪・伯母の関係は希薄ですな。ここで初めて違いますかね、泣く伯父は。
で、泣くんですね、負けた田鶴→後の頼通が。道長は皆に詫び宴席に流れようとした時に詮子が倒れる。助けようとする一条帝を「あなたは帝、けがれを触ったりしてはいけない」と押し止める。さすが女院さまの矜持。
詮子は道長に看取られて亡くなった。
伊周はせっせと道長を呪詛する。
そして政界に復帰するとききょうから託された「枕草子」を帝に献上した。
ききょうがまひろを訪れて、枕草子を見せるシーンでは
まひろが「定子さまの影の部分を知りたい」と言ってききょうの機嫌を損ねる。
「左大臣は恐ろしい人です」とまひろに言っちゃう〜。まあ、ある意味恐ろしい執念で初恋の人を追い求め、妻たちを不幸にする恐ろしい人ですケド。
伊周と清少納言は、定子の没落を道長がすべて悪い事にしてます。
ただ個人的には、道長がすべて仕掛けたわけでは無く、単に中関白家が自らの立場を理解せずに自滅したと思ってます。
ここからききょうとまひろは仲が悪くなるのかなぁ。。。残念だ。
賢子は漢詩には無反応だが、「竹取物語」には喰い付いた!
そんな賢子を見て、まひろは自分も物語を書いてみようと思う。書く女の誕生だ。



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