憩いのひととき ほっとする頃(3)

2014年06月08日 | アンの庭 5月のばら
5月28日 晴れ 31.4度

この日から気温がぐんぐん上がり、花の散るのが早くなりました。

また「朋有り 遠方より来る」 その日を彩った花と、集められた花びら。
  

5月29日 晴れ31.9度

晴れた空~ 歌ってる場合ではありません。気温が上がるので、
この日は普段より早めに水やりをしました。

「ラブリーメイヤン」フランス・メイアン作出2000年 しだれるように咲くので、高いところに置くか
高さのあるアイアンのフラワースタンドに鉢を入れると見栄えします。


「テス・オブ・ザ・ダーバービルズ」(左)と「コンテス・ドゥ・セギュール」
 

「ニュー・ドーン」アメリカ Dreer,H.A 1930年作出。9年前にロザリアンから
譲り受けたバラ。今年は、沢山の蕾が付き、バラの時期の最後まで楽しませてくれました。


「レイモン・ブラン」部屋からも、外からも
 



未だ蕾でゆっくり膨らむ「ルージュ・ピエール・ド・ロンサール」


5月30日 晴れ 33度 
この日も2度水やりをしました。夕方に撮ったクレマチスの「白万重」(しろまんえ)です。
すっかり日陰に置いていて、家の反対側に開花していて見落としていました。
 

「アンブリッジローズ」来訪日のラストを飾ってくれました。
 

「ジークフリート」ようやく蕾が開き始めました。


この日の花形「スーパーエクセルサ」玉のようになって咲いてくれました。


3日間連続で30度を超えました。開花3日目や4日目のものは、暑さで昼間は弱り、
触ればすぐに落ちてしまう状態になってしまいます。幸い今年は、蕾の数が多いものが
あり、次々と開花し続けました。

4月に、芽が出て枝葉が伸び、すくすく成長し、毎日見ながらも葉に虫がついたり、蕾に
卵を産み付けられているのを見つけてアンは「てっ!」って驚きながら取り去ったりしました。
バラは、突然の春の嵐のような強い雨風にも、蒸れたりして発生しやすいうどんこ病にも、
後半の暑さにも負けずに、「こぴっと」懸命に咲いてくれました。

今年も、遠方からもお近くからも大勢の方々に見ていただき、本当にありがとうございました。
花のある毎日、楽しい語らいとともに過ごせた5月。またの来訪をお待ちしています。




5月を振り返る ~ほっとする頃~(2)

2014年06月07日 | アンの庭 5月のばら
5月25日 曇り 29度

咲き始めた「コンテス・ドゥ・セギュール」と咲き進む「ニュードーン」
 

今年の「ジェームズ・ギャルウエイ」は、去年の年末に植木鉢から初めて
地植えにした時に、3人がかりで、植木鉢を壊しつつ、慎重にしていたのに
気づいたときには、大半の大きな根を失い、白いひげ根しかない状態でした。
高さ1mを超える幹を持つだけに活着するかどうかが気がかりでした。
幸い順調に芽をだし、いつもと同じように沢山蕾をつけて、開花しました。
いつも何かとお世話になるお二人のおかげで咲いた花です。
 

「ラブリー・メイアン」沢山の花をつけました。しだれるので、高いところに置いてみました。
今日は、いつも楽しみしてくださる方のうちの6人が見える日で、花は、門の上で待っていました。
 

この日のテーブルを飾った「いっぱいのバラ」です。


5月26日 曇り時々雨 22.3度

「スーパーエクセルサ」の開花が進みました。
 

イングリッシュローズ「リッチフィールド・エンジェル」と下から咲きあげていったジキタリス
 

「ジェームズ・ギャルウエイ」花びらいっぱいの開花です。



5月27日 曇り 26度

お出迎えは、ハルディンのペチュニア「夢色小町」
 

「レイモン・ブラン」
 

隣の枝も満開「ジェームズ・ギャルウエイ」



24日は、最低気温が12.8℃とこの時期にしては、肌寒いくらいで、昼間の気温28.3℃からすると
13.3℃も差がありました。夜に冷えると、花持ちも、蕾も開花も少しゆっくり進んでくれるので、
一日でも長く咲いていてほしいと願うこのころには、ありがたいことでした。

25日は、29.1℃もあり、暑い昼間となりました。そして夜も18.3℃と暖かくなりました。
こうなってくると昼間の気温如何では、花の持ちに大きな影響を与えます。

幸い、26日は、曇りがちで雨、しかも気温も22.3℃と低くほっとしてました。

よく27日も曇りで、26度。後半28日から3日間来訪予定があったので、花が何時まで持つかどうか
気がかりな毎日でした。

開花中は、毎年のことですが天候に左右されるので、バラを見ながら天を仰ぎ祈る気持ちになります。




ローズサポート その後~2年目の春~(お庭A)

2014年06月03日 | ローズサポート

6月2日 晴れ 

去年12月に2回目の剪定にお伺いしたお庭Aにバラが咲いていますとお誘いを受けて
お伺いしました。同じ京都ですが、このあたりの標高は、200Mほどなので、京都市内より
半月以上遅く、5月下旬からが見ごろになるようです。

ヤマボウシが美しく、まだ咲いています。
 

お家の前は、広々とした景色が広がっています。


一緒に剪定したフレンチラベンダーもきれいに咲いています。
入口のツルばらに、沢山の蕾が付いています。
  


左の写真は、去年12月に剪定して誘引した直後の写真です。
枝を出来るだけ地面と水平のなるように誘引しました。
それがこのように枝が沢山出て、蕾がいっぱいあちらこちらの枝に
ぴっしりついています。
 

南側に広がる庭は~なんと素晴らしい光景が今年も待っていました。


「アンジェラ」は、今年も沢山、蕾をつけて、ちょうど満開になっていました。


バラとハーブや小花の香りに包まれています。
 

 

 

 

ハニーサックル、今年もとても美しく這っていました。
  


小花もいろいろ咲くお庭
  

  

植木鉢で育てておられる「パット・オースチン」が、年末には、樹勢が弱り、
かなり短く切らざるをえませんでしたが、みごとに復活していました。
根元に黄色に変色している枝があったので、カットしてもらいました。

   


咲きそろった美しい庭を見ながら、一緒に見に行ってくださった方々とともに、
小鳥のさえずりを聞き、美味しいフレッシュミントのハーブティーやお菓子を
いただきました。
  

2013年12月3日剪定後と、2014年6月2日の開花の様子です。

 

 

今年のお庭の美しさを作り出しているのは、もちろんバラの花の多さが去年よりも
数倍になってることですが、冬場にとても素敵なトレリスを新調されたり、足元の
敷石のレイアウトを変えたり、あちらこちらのお手入れをされたことで庭の雰囲気が
格段に良くなって素敵に感じました。



心行くまで、ゆったりとバラや花を楽しめる・・・この庭にお伺い出来て、
地植えの楽しさと庭づくりの面白さを一緒に味わえる喜びに心から感謝しています。




小満迎えて ほっとする頃 (1)

2014年06月01日 | アンの庭 5月のばら
5月23日 曇りのち晴れ 22.7℃

マイクロミニと呼ばれる品種のミニバラ。12月に根元から3cmほどに
強剪定をしました。
 

花径は、一番大きいもので2cm 殆どが1cm~1.5cm
去年の秋に買ったものは、緑の葉を冬中つけていましたので、
剪定しませんでした。葉ばかり茂って咲かないかと思いましたが
4月に軽く剪定をしたところ、蕾が沢山上がってきました。
 

花形は、花弁の数は少ないですが、まるでハイブリッドティーのペンの形をした剣弁のように
反り返ります。。葉は、これまたものすごく小さな葉で、野バラの葉のようですが、つる性はなく
直立性でとても育てやすいです。

次の咲き始めの房咲きの花は、「スーパーエクセルサ」です。1986年 Hetzel作出 ドイツ
もとの「エクセルサ」が一季咲きなのに対して、この花は、四季咲き性を持つ。花径は4cm


出迎えを待つこの日の顔


5月24日 曇り 28度 
気温が高いと咲き進み、花の持ちが短くなります。咲き始めはまだしも、長く咲いてくれていた
「ピエール・ド・ロンサール」もいよいよ褪色が進んで、まだ続く明日からのお披露目にもう少し
待ってと願うばかりです。その中で残りの蕾が咲き始めるとほっとします。
 

「レイモン・ブラン」と「ザ・レディーズ ブラッシュ」今日の顔です。
 

支柱をするのを忘れ、前夜の風で前傾してしまいました。「エブリン」(左)とお隣さんの
「セプタード・アイル」も俯き、下から覗きこんで撮りました。
  

そんなことをしていたら、水やりの時や、雨の時に声をきいていた主が
こんなところに・・・後ろからで失礼します。
 

本日の「今でしょ」の一枚



「小満」(しょうまん)とは、24節気の一つで、今年は、5月21日から6月4日の期間です。

「万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ」(Wikipedia)

「小満とは秋に蒔〔ま〕いた麦などの穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)すると言う意味です。」
(日本文化いろは事典)

このころになると大方の蕾が硬く大きく膨らみ、虫に食べられずに開花が進み、ほっとする頃でもあります。