今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

土佐神社(高知県高知市一宮しなね)

2018年03月08日 | 神社・仏閣
土佐神社
土佐一の宮であることと、社殿が重要文化財に指定されているということで訪れた

鳥居
駐車場の目の前に鳥居が見える



額には「土佐一宮」。鳥居の形もいい



手水舎



代々の領主は土佐神社に対して崇敬が篤く、現在の主要社殿は戦国大名の長宗我部元親による造営



社務所



鼓楼(重要文化財)
慶安2年(1649年)、土佐藩第2代藩主山内忠義による造営
二重で、屋根は入母屋造で柿葺。初層は「袴腰」と呼ばれる形式



上層は桁行三間・梁間二間で、彫刻・柱が彩色で彩られており、内部には時を知らせるための太鼓を吊るす



絵馬殿



奉納された絵馬が掲げられている









古い時代のものもある






絵馬が美しかったこともあり枚数が多くなった



拝所
拝殿の前にある小さな建物が拝所。その奥に拝殿・幣殿・本殿と続く



「志那祢(しなね)の森めぐり」の順路の案内板があり、後に順路通り廻ってみた



拝殿(重要文化財)



祭神は、一言主神(ひとことぬしのかみ)と味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)



主要社殿は本殿・幣殿・拝殿から成り、本殿前に建つ幣殿と拝殿は平面に「十」字形を成す



本殿を頭としたトンボ(蜻蛉)が飛び込む形を表す「入蜻蛉(いりとんぼ)」形式といわれ、戦からの凱旋報告を意味するとされる土佐神社独特なものである



右側から



左側から



本殿(重要文化財)
左側から。桁行五間・梁間四間、一重で、前面中央三間に向拝一間を付す。屋根は入母屋造で柿葺



右側から。外面は全体に極彩色で彩られ随所に彫刻が施されており、本殿内部は内陣・外陣に分かれている



輪抜祓所
樹齢800年の御神木の杉が倒木の恐れがあったため伐採、根本の部分を奉斎したもの



輪をくぐることにより心身が清められ、大木の長寿やたくましさを授かる御神徳があるという。



禊岩(みそぎいわ)



かつて禊の斎場であった境内西方のしなね川に所在したが、境内に移し祀られている



御神木



「志那祢(しなね)の森めぐり」を始める



摂社「西御前神社」



摂社「大国主神社」



摂社「事代主神社」



末社「神明宮」 元は伊勢神宮遙拝所であった



礫石(つぶていし)






厳島神社



これにて「志那祢(しなね)の森めぐり」の終わり。歩くだけなら10分程度



志那祢(しなね)の森に囲まれた社殿が美しい
残念であるが、重要文化財の楼門(神光門)があったことを今知った



撮影 平成29年10月18日
コメント (2)
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