今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

仏ヶ浦(青森県下北郡佐井村長後 他)

2021年09月26日 | 名所・旧跡
訪問日 令和3年6月12日

仏ヶ浦(国名勝・天然記念物 )
平成17年(2005年)夏、アルファードを購入し函館までドライブをした
ついでにと思い大間行きのフェリーに乗船し、青森に向かっている途中にこの景色が目に入った



私は自然の美しさにはあまり感動することはないが、この仏ヶ浦の景色だけは別だ
もう一度、訪れてみたいと長い間思っていたが、ついにその日がやってきた



しかし、雨がずっと降っていて海岸まで下りるかどうか悩んでしまう
しかも、下りる遊歩道が見つからない



雨が強くなってきたので車内で待機し、望遠レンズにつけ替える
この日、大間発~函館行のフェリーを予約していたため海岸に下りるのを諦めた



しばらくすると雨が上がり、空が明るく視界がよくなってきた






大間岬に向けて車を走らせる
途中、海と岩とが綺麗な場所が数カ所ある






撮影 令和3年6月12日

下記は、2005年に海岸まで下りた時の写真である(2013年に発信)

名勝・天然記念物 「仏宇陀(仏ヶ浦)」
国道338号線を南下すると道路沿いに展望台があり数台車が駐まっている
私も展望台からの景色を眺めてみると「あっと」驚く光景が眼下に



100メートル以上の高低差がある急峻な地形で車道を通せず、近年整備の歩道のみが海岸に通じる
階段が続き所要約15分だが結構疲れる



断崖により陸上から近付くのが困難な土地で、長らく地元民のみに知られる奇勝であった



陸奥湾口の平舘海峡に面した峻険な海岸沿いに2キロメートル以上に亘り、奇異な形態の断崖・巨岩が連なる
緑色凝灰岩を主とした岩石が非常に長い間の海蝕を受けた結果形成されたものである



海上からでなければその全体像は把握できない
佐井村佐井港およびむつ市脇野沢港からの観光船が一般的な交通手段






宗教家の青木慈雲は霊界の入口であるとした



文人で、登山家・紀行家の大町桂月は、1922年9月に下北半島を訪れた際、仏ヶ浦を見て強い感興を覚えた



「神のわざ 鬼の手つくり仏宇陀 人の世ならぬ処なりけり」の和歌をもってその奇観を賞した  

 

撮影 平成17年7月撮影

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