今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

鳥取砂丘 砂の美術館 その2(鳥取県鳥取市福部町湯山)

2013年11月09日 | 博物館・美術館・記念館
昨夜の道の駅もいつもに増して騒々しい。ブログを作成していたのである程度我慢できたが、終了するとやはり気になる。
車外に出てみると周りは警察官だらけ。近くにいた一人に「重大事件でも発生したの」と聞くと、「いや、年間行事にある、一斉検問です」と説明してくれた。
それにしても夜の11時まで地域住民、そして旅行者の安全のために頑張ってくれている。
安全に道の駅で宿泊できるのもそのおかげ、本当に感謝の思いで一杯だ。

さて、今日は「砂の美術館その2」として全体像を紹介する

砂の美術館 
砂丘を訪れる人に今までにない感動と感激を与えたいとのことから、2006年に、「砂」を素材にした彫刻作品である「砂像」を展示する「砂の美術館」を開館。
「砂で世界旅行」を基本コンセプトとし、毎年テーマを変えて展示している。

「砂で世界旅行・東南アジア編」が現在のテーマ。
砂の像の近くに作品名が書かれている。



学校の体育館に似た建物の四方の壁、そして中央に展示されている。



作品の完成まで3ヶ月も(その期間は休館)かかるそうだ。



係の人の説明によると、木枠を作り、重機で砂を運ぶ。



土台を砂で固め、各国から招いた砂像彫刻家が砂像を作成するという流れらしい。



それにしても作品の細部まで見事に手が加えられ、砂の常識が完全に覆った。



最初見たときに木像彫刻かなと錯覚したほどだ。



砂だけに、気温や湿度によりひび割れが発生し、修復することもあるようである。



動物なども表情がリアルに描かれている。



次の2つの作品などは動きも感じるほどだ






展示されている砂像のなかでも、最大規模の作品



2階の観覧スペースから見た砂像。2012年4月、世界初となる砂像のための展示施設を整備し、新たな「砂の美術館」が誕生した。









順路をたどっていくと外に案内される
屋外にも展示作品がある



作成中の砂像



この砂の美術館に入った瞬間、多くの人は驚きの声を上げる。
それほどすばらしい。自由に撮影できるのも嬉しいが、芸術作品ということを意識すれば撮る側も少し考えてしまう。 


撮影 平成25年10月30日

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