今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

一之宮貫前神社(群馬県富岡市一ノ宮)

2019年01月21日 | 神社・仏閣
一之宮貫前神社
一之宮貫前(ぬきさき)神社は上野国一宮。安閑天皇の元年(531年)が創建にあたる



総門



唐銅製燈籠(富岡市指定文化財)
慶応元年の作で総門前両脇に立つ



狛犬






「下り宮」・「下り参りの宮」
社殿の配置は独特で、本殿が境内入り口よりも低い位置にある
このような配置の神社は「下り宮」・「下り参りの宮」と呼ばれている

これまで多くの神社を廻ってきたが、石段を下ってから本殿に参拝するのは初めてである



末社 月読神社
楼門への石段の横に鎮座する。社殿は寛永12年以前の本社の旧拝殿



斎館



楼門(重要文化財)



手水舎



楼門前に置かれていた「無事かえる」






拝殿・本殿(重要文化財)
徳川家光により寛永12年(1635年)に造営された
元禄11年(1698年)、綱吉により大規模な修理で極彩色の漆が塗られ、現在の華麗な造りとなった



本殿(重要文化財)
単層2階建てで「貫前造」と呼ばれる独特な造りである
内部は2階構造になっていて上段に神座が据えられ、稲含山に向けて「雷神小窓」が設けられている



拝殿(重要文化財)



拝殿内部の様子



場所を移動し極彩色の社殿を眺める



貫前神社では12年ごとに式年遷宮が行われる
仮殿敷地に仮殿が築かれ、申年の12月12日に仮殿遷座祭が、翌酉年の3月13日に本殿遷座祭が催される

万寿2年(1025年)以前から行われており、古くは30年毎であったが、のちに7年毎になり、天正18年(1590年)から現在の形式となった



末社 日枝神社・伊勢内宮・外宮



末社 二十二社
社領内に祀られていた各社を、寛永12年の造営時に一棟にまとめたもの



末社 日枝(ひえ)神社
社殿は寛永12年以前の本社の旧本殿と伝わる



何と、ここにも「三猿」がいるという



前日に日光東照宮で三猿を観たばかりだ



拡大してみると確かに例のポーズをとっている






撮影 平成30年10月13日

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