今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

富岡製糸場 その2(群馬県富岡市富岡1番地)

2019年01月19日 | 名所・旧跡
世界遺産 富岡製糸場

社宅群
官営時代から民営化され、入札の結果「三井家」に払い下げが決定した



三井家時代の役職者用の社宅である



国宝の「東置繭所」を通り奥の方に進んでみる。赤い花が美しい



さらに奥に進む



繰糸所(国宝)
繭から糸を取る作業が行われていた建物



創設時にフランスから導入した金属製の繰糸器300釜が設置され、世界最大規模の器械製糸工場だった
透明のビニールにより器械を保護している



現在の日産自動車である



車好きならわかるプリンス自動車(スカイラインを製造)製の器械である



小屋組みに「トラス構造」を用いることで建物の中央に柱のない大空間を作りだしている



精密・繊細で機能的なデザインが美しい









横田(和田) 英
明治6年15歳で官営富岡製糸場の伝習工女となる
翌年、日本初の民営器械製糸場の技術教師。後に長野県営製糸場の製糸教授となった。

「富岡日記」は富岡製糸場で働いた武士の娘の貴重な記録である。



診療所






首長館(重要文化財)
指導者として雇われたフランス人 ポール・ブリュナが家族と暮らしていた住居



ブリュナが去った後は工女の寄宿舎や教育・娯楽の場として利用された



寄宿舎



妙義寮。創業当初から3代目となる工女寄宿舎。左下には川が流れる



北側に廊下が付き、部屋は1室15畳、1棟16部屋



榛名寮



女性従業員のための寄宿舎






この辺りは観光客も少ない



影響されやすい私は売店で「富岡日記」を購入(まだ読んでいない)



女工館(重要文化財)



日本人工女に器械製糸の糸取の技術を教えるために雇われたフランス人女性教師の住居
後に改修され食堂や会議室として使用された



シルクギャラリーの展示品



撮影 平成30年10月13日

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