今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

瑞宝山 本山慈恩寺(山形県寒河江市大字慈恩寺)

2021年09月05日 | 神社・仏閣
訪問日 令和3年6月6日

瑞宝山 本山慈恩寺
慈恩寺には拝観できる仏像も多く、魅力的な三重塔もあり、今回が三度目の訪問になる
駐車場横にはお洒落なカフェもでき、雰囲気が変わっていた



山門(山形県指定文化財)
元文元年(1736年)築造
3間1戸の楼門造で、入母屋造、八脚門で銅板葺






仁王像












本堂(重要文化財)
神亀1年(724年)行基が慈恩寺を景勝であるのを見て京に帰り、聖武天皇に奏上
天平18年(746年)聖武天皇の勅命でインドの婆羅門僧正が開山 開山約1300年



江戸時代には東北随一の御朱印地を有し、院坊の数は3ヵ院48坊に達した
現在は3ヵ院17坊



法相宗に始まり、天台宗・真言宗・修験の外時宗、禅宗等多様な宗派が入り混じっていた
昭和27年(1952年)「天台真言両宗慈恩寺派」となり、昭和47年(1972年)「慈恩宗大本山慈恩寺」として独立






本尊は寛慶作の「木造弥勒菩薩」(重要文化財)
堂内での拝観は有料でその価値は十分あるのだが、値上がりしていた
コロナ禍で密を避けるための値上がりと思い拝観を辞めた(実は違っていた)



元和4年(1618年)最上氏により築造
桁行七間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、茅葺



薬師堂(寒河江市指定文化財)
元禄5年(1691年)築造 方三間、宝形造


堂内には数体の魅力的な仏像がある
本尊:木造薬師如来及両脇侍像 木造十二神将立像



阿弥陀堂(寒河江市指定文化財)
元禄8年(1694年)築造 方三間、宝形造



本尊:木造阿弥陀如来坐像



天台大師堂(寒河江市指定文化財)
延享3年(1746年)築造 方三間、宝形造






釈迦堂(寒河江市指定文化財)
元禄8年(1694年)築造 方三間、宝形造






鐘楼



三重塔(山形県指定文化財)
初代三重塔は、慶長13年(1608年)に、山形城主 最上義光の寄進により建立された



文政2年(1823年)に隣家の火災により類焼し、同13年(1830年)に再建された



緑の木々で囲まれている塔は美しい






撮影 令和3年6月6日

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