今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

竺和山 霊山寺(徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻)

2018年03月14日 | 神社・仏閣
竺和山 霊山寺(りょうぜんじ)
四国八十八カ所第1番札所である
道の駅「第九の里」にて車中宿。車の屋根に叩きつける雨音がうるさく寝不足の朝を迎える
ベートーヴェンが作曲した交響曲第9番の日本初演の地でということでこの名がついた

道の駅の近くに「霊山寺」がある。2017年秋の旅の最後に、1番札所がくるのも面白い
四国八十八ヶ所霊場の全行程はおよそ1460キロ、この霊場を札所番号の順に巡拝する遍路の「発願の寺」である

山門(仁王門)
可愛いお遍路さんは人形である



額には山号の「竺和山」 入母屋造楼門



可愛いお遍路さんの服装だが、これだけ揃えるとなると最低でも5万円以上はする



金剛力士像
像の前の金網をみて撮れないとあきらめたのか、いつも違い全部で3枚しか撮していなかった



私の場合、自分で撮った写真をその場で確認することが少ないので…まあまあ写っているのには逆に驚いた



大師堂前にはバスによる巡礼者が到着し、移動を始めた



人のいない場所をさがし、そこから写真を撮っていくことにする



石像の観音様。いつも思うが、女優やモデルのように美しい






多宝塔



額には「五智如来」  応永年間(1394年 - 1428年)の建造



五智如来像を安置している



鐘楼









本堂
工事中で屋根の部分が覆われている



拝殿に奥殿が増築された構造になっている



十三佛堂



十三仏の最初の不動明王坐像が祀られ



その左に続く十二仏が立姿で並んでいる



「観音像」






「三鈷松」



大師堂
巡礼者が少なくなったとはいえ、1番札所だけに次から次へとお参りにくる



普通の服装で参拝しているのは私だけ、小心なもので近づくことが恥ずかしい



というわけで、遠くからのお参りになった



駐車場横にある、遍路用品専用の売店
記念に何か一つ購入しようかと入店したが、予想以上に高価であきらめた



鳴門北から神戸淡路鳴門自動車道に乗り、淡路島南で下り国道28号線を走る
淡路で再び自動車道に、そして垂水で下りる
料金は2000円以下で、ケチケチ旅行にふさわしい終わりかただ
超大型台風の影響もなく、天気にも恵まれ快適に京都の舞鶴まで走った



秋の旅の投稿も今回が最終回
次回の車旅は5月のGW終了後の世間が落ち着いた頃に出発しようかと考えている

撮影 平成29年10月20日

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1 コメント

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観音様は美しいです (@ OTETSUDAI)
2018-03-15 16:29:55
前日の台風の影響で引き上げると記していましたが、それから未だ移しまくったのですね。凄い執念ですね。
たまに建物の前に人(巡礼者)がいるのもいい写真と思います。確かに周りの人と異なるとその場にいたたまれなくなるでしょうが…
以前札幌出身の部員が夏休みに入り、二人で湘南の海へと気分良く行ったそうです。ところが周りの人は皆、海水着とはいえハーフパンツ型。彼らは授業用の玉隠しのような水着。女性ならビキニ。とても恥ずかしくて直ぐに引き上げたと。やはり周りにあったカッコウ出なければ引いてしまいますね。
観音様は美しいですね。
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