今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

岩間山 本山寺(岡山県久米郡美咲町定宗)

2021年01月17日 | 神社・仏閣
訪問日 令和2年9月30日

岩間山 本山寺

仁王門(岡山県指定文化財)
貞享3年(1686年)建造、檜皮葺



扁額には山号の「岩間山」



仁王像
仁王門の奥まった場所に安置されている












寺侍長屋(岡山県指定文化財)
殿様が馬に乗って登られるよう広い階段になっているそうで、馬階段ともいう



弘化2年(1845年)建造
城郭のような石垣上にあり、門は石垣に囲まれた埋門(うずみもん)となっている



観光寺院でないため案内はここだけ



雰囲気のいい参道を進む



聖天堂



本堂の後ろ姿が見えてくる



山王堂






石仏



手水舎



本堂(重要文化財)
南北朝時代の正平5年/観応元年(1350年)創建、檜皮葺



大宝元年(701年)佐伯有頼(後の頼観上人)によって現在地より南方の山頂に創建され「新山寺」と名付けられた
創建より約50年後に、唐の高僧「鑑真和上」により現在の「本山寺」に改められたとされる



長承元年(1132年)稲岡ノ庄の漆間時国夫妻が、参籠して嗣子を授け給えと折り、願いがかなって勢至丸が生まれた
後に出家して比叡山で仏教の奥義を究め、浄土宗の開祖・円光大師「法然上人(源空)」となった






鐘楼(岡山県指定文化財)
天明2年(1782)山之上村の可児幸右衛門翁の一建立で、現在の鐘楼が再建された






常行堂(岡山県指定文化財)
永正16年(1519年)建造、檜皮葺






三重塔(重要文化財)
参道を進んでいくと、三重塔の姿が半分ほど視界に入ってくる



江戸時代初期の承応元年(1652年)津山藩主森忠政によって建造された



檜皮葺で三重塔としては岡山県下最大









三重塔周辺に目を向けてみる



探していた物がすぐに見つかった



宝篋印塔(重要文化財)
建武2年(1335年)の建造



寺内に現存する建造物としては最古のもの



このお地蔵様は子供を連れて参れば頭がよくなり、大人はボケないという



「百度石」の右に階段があったので上がってみる






「観音像」



木々の隙間から三重塔が見える



重文の三重塔があるということでこの寺院を訪れた






撮影 令和2年9月30日

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