「命の脈動」 武石英孝 展
1ヶ月前に、「武石氏日展入選のお祝い」と称して、いつもの仲間で酒を飲んだ
その時、絵の写真を撮ってブログで紹介してほしいと云われたので、本日、市立小樽美術館へ
酒飲み仲間からも花が贈られている
私はこのような事に頭が回らない男だということを痛感した(恥ずかしい…)
2Fの企画展示室に入る。大きな作品ばかりが展示されている
いつ描いていたんだろう
彼とは7年間、同じ職場で働き、毎日愉快な会話をしていたが、絵のことが話題になることはあまりなかった
「① 道展への再スタート」
*印で始まる文章は展示室の説明文から抜粋したもの
*武石の公募展出品は北海道教育大学在学中(1978年)に第53回道展で「雨やどり」で初入選
卒業後、斜里高校に美術教師として赴任、その後、札幌厚別高校に異動
道展に「光る風」を出品し、再スタートを切る
1 「白 犀」 1997年 第72回 道展・佳作賞
*長沼ハイジ牧場の、誰も目に留めないような片隅の檻にいる白犀を丹念に描いたものである
写真では、絵の繊細な色彩や雰囲気を忠実に表現することはできないことを、本人にも伝えている(何故か弱気…)
2 「仮 面」 1999年 第74回 道展・佳作賞
*奥にはネコ科の猛獣、最前面には自身の娘を登場させている
照明の関係で、ネコ科の猛獣が光っているので角度を変えてみた
私は寺院で仁王像をよく撮る。その際、邪魔になるのが像の前にある金網なのだが…
この絵では、その金網の質感や光の濃淡まで丁寧に描かれている
主人公である仮面の少女の目、白く浮き出ている猛獣の目も印象に残る(語ってしまった…)
3 「馴 鹿」 2000年 第75回 道展・北海道美術協会賞
*家族で春の吹雪のなか幌延に取材旅行ののち制作したもの。絵のなかで娘が手にしているのが、魔除けとされる柊である
道展最高賞の協会賞を受賞し、一気にその中心に躍り出ている
絵の写真を撮るのが目的で私自身ゆっくり絵を観ていないのだが、ファインダーから見えるこの少女の視線にはぎょっとさせられた
道展最高賞が素人の私にはどの程度のものか理解できないが、この絵の凄さはわかる
少女の方を見ている鹿のやさしい目や仕草もとてもいい。青色にも目がいく(この絵が好きになった…)
この絵の前には何度も足を運んだ。好きな作品ということもあるが、きちんと撮れているか心配になったからだ
結論を云えば、作品は美術館で観賞してほしいと思う
181.8×227.3 F150号 の大きさ、迫力は写真では限界がある(かなり弱気…)
市立小樽美術館 2F:企画展示室 3月11日~5月31日 開館時間 9:30-17:00
観覧料:一般 300円 高校生・市内高齢者 150円 中学生以下 無料
撮影 平成30年3月14日
1ヶ月前に、「武石氏日展入選のお祝い」と称して、いつもの仲間で酒を飲んだ
その時、絵の写真を撮ってブログで紹介してほしいと云われたので、本日、市立小樽美術館へ
酒飲み仲間からも花が贈られている
私はこのような事に頭が回らない男だということを痛感した(恥ずかしい…)
2Fの企画展示室に入る。大きな作品ばかりが展示されている
いつ描いていたんだろう
彼とは7年間、同じ職場で働き、毎日愉快な会話をしていたが、絵のことが話題になることはあまりなかった
「① 道展への再スタート」
*印で始まる文章は展示室の説明文から抜粋したもの
*武石の公募展出品は北海道教育大学在学中(1978年)に第53回道展で「雨やどり」で初入選
卒業後、斜里高校に美術教師として赴任、その後、札幌厚別高校に異動
道展に「光る風」を出品し、再スタートを切る
1 「白 犀」 1997年 第72回 道展・佳作賞
*長沼ハイジ牧場の、誰も目に留めないような片隅の檻にいる白犀を丹念に描いたものである
写真では、絵の繊細な色彩や雰囲気を忠実に表現することはできないことを、本人にも伝えている(何故か弱気…)
2 「仮 面」 1999年 第74回 道展・佳作賞
*奥にはネコ科の猛獣、最前面には自身の娘を登場させている
照明の関係で、ネコ科の猛獣が光っているので角度を変えてみた
私は寺院で仁王像をよく撮る。その際、邪魔になるのが像の前にある金網なのだが…
この絵では、その金網の質感や光の濃淡まで丁寧に描かれている
主人公である仮面の少女の目、白く浮き出ている猛獣の目も印象に残る(語ってしまった…)
3 「馴 鹿」 2000年 第75回 道展・北海道美術協会賞
*家族で春の吹雪のなか幌延に取材旅行ののち制作したもの。絵のなかで娘が手にしているのが、魔除けとされる柊である
道展最高賞の協会賞を受賞し、一気にその中心に躍り出ている
絵の写真を撮るのが目的で私自身ゆっくり絵を観ていないのだが、ファインダーから見えるこの少女の視線にはぎょっとさせられた
道展最高賞が素人の私にはどの程度のものか理解できないが、この絵の凄さはわかる
少女の方を見ている鹿のやさしい目や仕草もとてもいい。青色にも目がいく(この絵が好きになった…)
この絵の前には何度も足を運んだ。好きな作品ということもあるが、きちんと撮れているか心配になったからだ
結論を云えば、作品は美術館で観賞してほしいと思う
181.8×227.3 F150号 の大きさ、迫力は写真では限界がある(かなり弱気…)
市立小樽美術館 2F:企画展示室 3月11日~5月31日 開館時間 9:30-17:00
観覧料:一般 300円 高校生・市内高齢者 150円 中学生以下 無料
撮影 平成30年3月14日
小樽美術館横に20台程度の無料駐車場があります。週末なら、開館前に行かなければ満車になると思います。
私は写真を撮るのに集中していたため、絵の方はじっくり観ていないのでもう一度行こうと思っています。
今のところ、3/28-4/1の娘の展示に合わせて行こうと、予定しています。写真もOKのようです。
彼の作品の凄いなあと思うところは、主人公をキャンバスの中央に配置しているところです。これも彼の人柄でしょうか。絵は良くわかりませんが、堂々としていて惹きつけられます。
そうですね、また一杯やりましょう。
行きたくなりました。写真より実物は迫力がありますね。昨年が3月まで武石氏とは同僚でしたが、人間的にも素晴らしい方です。作品に滲み出ています。ともに働いていたことが誇らしいですね。また、師匠と3人で美術展の成功を祝して飲みたいものです。
私とは元同僚で飲み仲間でもありますが、 OTETSUDAI様の部活の教え子で、現在北海道の教育界のトップで活躍している○坂氏とも親しくお付き合いをされている方です。世間は狭いものですね。
私のブログでは、その4まで投稿していきますので、ご希望の4枚目の写真はその時に投稿しますので、しばらくお待ち下さい。実はあのモデルは私も知っている女性なので、私もどのように発信するか楽しみにしています。
市立小樽美術館には初めていきました。小樽だけに歴史ある建物です。地元の芸術家を大切にしていることは素晴らしいことだと思います。
武石先生の絵は素晴らしいですね。これだけ大きいと「高い」と直ぐソチラに頭が行くのは貧乏性のせいでしょう。1号幾らという世界ですから…
猛獣の前の少女などもいいですが、私は4枚目の女性や男性(左隅)の大写しが覧たかったです。
教員は多忙だから部活動も減らすとか言う今の世。このように勤務しながらも作品を作っているということは、要領が良くないのではないの?何て記すと反感を得ることでしょうね。
小樽には何度も行ったことはありますが、美術館があることを知りませんでした。ありがとうございました。
ラフの美術展があれば教えて下さい。トンで行きます。
でも野生の動物…素晴らしいですね。