今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

枚聞神社(鹿児島県指宿市開聞十町1366)

2023年08月23日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年5月27日

枚聞神社(ひらききじんじゃ)
薩摩国一宮ということで訪れたが、薩摩国には2つの一の宮がある
もう一つは同じ日に訪れた「新田神社」である
鎌倉時代以降、枚聞神社と新田神社は薩摩国一の宮の座を巡り激しく争っていたという

一の鳥居
鳥居中央には菊の御紋



手水舎






予備知識は薩摩一宮だけなので案内板記載事項を読んで確認する
主祭神の「大日孁貴命」は天照大神のこと



斎藤茂吉歌碑
昭和14年(1939年)10月 斎藤茂吉は枚聞神社を訪れている
たわやめの 納めまつりし 玉手筥 そのただ香にし わが觸るごと



二の鳥居






社務所



絵馬掛け



案内になっていない(笑)



神馬



勅使殿
社殿は、総朱漆塗極彩色の鹿児島地方独特の建物で、正面に唐破風の向拝のついた勅使殿、その奥に拝殿、幣殿、本殿と連なる



創建の年代は社伝によれば、遠く神代とされているが、神社の縁起には,和銅元年(708年)の創建と記されている
元々は社殿奥に見える「開聞岳」を神体とする山岳信仰に根ざした神社であったと考えられている



鎌倉時代以降は新田神社と薩摩国一宮の地位を巡って激しい争いを繰り広げるようになる
現在の社殿は慶長15年(1610年)に島津義弘が寄進したものを天明7年(1787年)に島津重豪が改築した



拝殿
拝殿内では祈祷が行われていたため正面から撮ることができなかった



主祭神:大日霎貴命(天照大神)
配祀神:五男三女神<天照大神と素戔嗚尊が行った誓約によって生まれた宗像三女神と五柱の男神>



舞殿か? 



奥に神輿が置かれている



勅使門天井画
無人の社殿を撮りたいと勅使門周辺で30分ほど待ったが駄目であった









勅使門奥に見える山が「開聞岳」である






撮影 令和5年5月27日
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