渡岸寺観音堂(向源寺)
降り続ける雨が車の屋根に響く音と近くに駐まっている大型車両のエンジン音で寝不足気味
憂鬱な朝を滋賀県の道の駅「近江母の郷」で迎えた
滋賀県には顔がみたくなる観音様が…
「日本一美しい観音像」と検索すると最初に出てくるのが、渡岸寺観音堂の「十一面観音立像(国宝)」だ
この寺のもう一つの魅力は仁王門の前に斜めに伸びている木だ
もう慣れたが最初に見たときは衝撃的だった
この風景もこの寺を訪れる魅力の一つになっている
仁王門を斜めから
細かな目の金網に護られている仁王像の撮影を何度も挑戦したが、私の技術(スマホも含めて)では無理ということがわかった
仁王門から参道を歩く
右手に、姉川の戦いの際、土中に仏像を埋め難を逃れたという場所がある
この寺の開祖は最澄
天台宗の寺院は信長に敵視され焼き討ちを受けることが多かった
手水舎。その奥に受付所がある
渡岸寺(どうがんじ)観音堂。渡岸寺は寺名ではなく「地名」、ナビには「向源寺」と入力すると出てくる
この日私が最初の拝観者ということもあり、堂内から丁寧に説明をしていただいた
12年間続けてきたガイドも80歳が定年で辞めなければならないと話してくれた
眺めていても飽きない仏像、親切な担当者の人柄もあり2時間近く長居してしまった。雨も上がった
渡岸寺観音堂は向源寺に属している。日本一美しいと云われる観音様、そのお姿は寺のパンフにも出てこない徹底ぶり
しかし、収蔵庫の慈雲閣では前後左右から2m以内で拝観できるという至極の時を与えられる
緑の募金で樹勢回復治療が行われた「渡岸寺野神(御神木)」
撮影 平成29年9月28日
降り続ける雨が車の屋根に響く音と近くに駐まっている大型車両のエンジン音で寝不足気味
憂鬱な朝を滋賀県の道の駅「近江母の郷」で迎えた
滋賀県には顔がみたくなる観音様が…
「日本一美しい観音像」と検索すると最初に出てくるのが、渡岸寺観音堂の「十一面観音立像(国宝)」だ
この寺のもう一つの魅力は仁王門の前に斜めに伸びている木だ
もう慣れたが最初に見たときは衝撃的だった
この風景もこの寺を訪れる魅力の一つになっている
仁王門を斜めから
細かな目の金網に護られている仁王像の撮影を何度も挑戦したが、私の技術(スマホも含めて)では無理ということがわかった
仁王門から参道を歩く
右手に、姉川の戦いの際、土中に仏像を埋め難を逃れたという場所がある
この寺の開祖は最澄
天台宗の寺院は信長に敵視され焼き討ちを受けることが多かった
手水舎。その奥に受付所がある
渡岸寺(どうがんじ)観音堂。渡岸寺は寺名ではなく「地名」、ナビには「向源寺」と入力すると出てくる
この日私が最初の拝観者ということもあり、堂内から丁寧に説明をしていただいた
12年間続けてきたガイドも80歳が定年で辞めなければならないと話してくれた
眺めていても飽きない仏像、親切な担当者の人柄もあり2時間近く長居してしまった。雨も上がった
渡岸寺観音堂は向源寺に属している。日本一美しいと云われる観音様、そのお姿は寺のパンフにも出てこない徹底ぶり
しかし、収蔵庫の慈雲閣では前後左右から2m以内で拝観できるという至極の時を与えられる
緑の募金で樹勢回復治療が行われた「渡岸寺野神(御神木)」
撮影 平成29年9月28日
ガイドも80歳が定年と目にして驚きました。今国内の各地では定年退職を早めているところもあれば、先に延ばしたり嘱託で採用したりと様々です。
私も時折思います「現役はいいなー戻ってみたいなー」と。でも何か面倒があると「退職していて良かったなー」と勝手なものです。
日本人男性の平均寿命が80歳一寸、女性は87歳くらい。という事はここでは男性の平均寿命まで働かせてくれると言うこと…素晴らしいところですね。80歳でも未だ仕事を続けたい人もいるでしょうから…
私事になりますが学生時代に下宿していた所のお爺さんは90歳を越しても牧野植物園に通っていました。夜は9時に寝て朝は3時に起きて自分の朝ご飯と弁当を作って出掛けていました。94歳で他界しましたが、その前にくれた賀状に記していた言葉が未だに忘れられません。
「浅い瀬を漁り廻って90余年 魚籠の中は雑魚ばかり」
口数の少ない方でしたが素晴らしい人でした。
御神木は社だけでなく寺院にもあるのですね。
つまらない私事を記し過ぎて失礼しました。
ガイドの定年の年齢について、説明不足の点もありますので、付け加えたいと思います。
この寺は「向源寺」の所属になっていますが、実際の運営(受付から参拝者対応など)は、他の仕事を退職した地元の方々によって為されています。定年が80歳というのは一般の常識からするとかなり高い設定になっていますが、そのような事情によるようです。
ただ、過疎化がすすみ人員の確保(地元だけでは困難)に苦慮しているようです。
滋賀県の他の寺で行っているように拝観には事前予約が必要ということにならないことを祈るだけです。
下宿のご老人の言葉、私はとても印象に残りました。年齢を重ね経験を積まなければこのような境地に達しないのでしょうね。勉強になります。ありがとうございました。