今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

大原山 西福寺 その1(福井県敦賀市原)

2017年12月22日 | 神社・仏閣
西福寺(さいふくじ)
初めて訪れる寺院である。重要文化財のお堂があるということで選んだ

総門
敦賀市指定有形文化財。1本の木で建てたと寺誌に記載されていたそうだ



三門
境内には不自然な鉄筋コンクリート造り



御影堂(重要文化財)
文化5年(1808)建立、入母屋造瓦葺き



改修工事中であった。東京五輪に合わせてるわけではないと思うが最近工事中の寺院が多いような気がする
雨が降り続き雨宿りをしながら周辺を眺めていたが、上がる気配がないので堂内に入ることにした



受付で堂内の撮影について尋ねると、「どうぞ」という嬉しい言葉が返ってきた
まずは書院から。拝観順路はあったが、途中でどこを歩いているかわからなくなってしまった



浩宮殿下お成り 御進講の間
天皇または皇太子の勅願により建立された勅願寺である



「功徳荘厳(くどくしょうごん)」は「阿弥陀経」に何度も出てくる言葉だという



名勝 西福寺書院庭園



江戸時代中期作庭、 面積1400坪、築山林泉式庭園






極楽浄土を表現した庭らしいが、さっぱりわからない



阿弥陀堂内
本尊は平重盛公御持仏で慈覚大師円仁作



阿弥陀・観音・勢至の三尊仏



中心に「阿弥陀如来像」



右側に「観音菩薩像」、左側「勢至菩薩」(写真無し)



壁の狭くて暗い空間に安置されている数体の仏像



実際は暗くて人間の目では表情などをみることはできない



デジカメの能力の高さを再認識した



どの仏像も同じような高さである



四修廊下(重要文化財)
御影堂から阿弥陀堂へ渡る回廊で、念仏行者が極楽浄土へ往生する姿を再現しているという






回廊から書院(重文)と書院庭園(名勝)をみる



撮影 平成29年9月28日

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2 コメント

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新旧入り混じりのような (@ OTETSUDAI)
2017-12-22 22:53:44
工事中の建物をみると、失礼ながら寺院の有り難さが見えなくなりのは私だけでしょうか…
鉄筋の建物が奥にあるのは最近の建物でしょうか。像はどれも素晴らしいです。
さてこのような重要文化財のある寺院に檀家はいるのでしょうか?
今、旭川の妹と電話で話していたのですが、維持費が大変だと…更には墓と仏壇とどちらが大事かと言う偶問をしていました。私は墓参りに直ぐには行けないから代わりに仏壇を置いて位牌を置き掌を合わせるのだろうと言いましたが「イヤお膳を置いたりするから仏壇が優先する」と。喧嘩になりそうだったのでヤメにしました。
お寺と寺院の違いもあるそうで…
ありがとうございました。
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堂内撮影可は嬉しい… (2014kurumatabi)
2017-12-23 00:06:03
いつもありがとうございます。
御影堂が工事中ということで残念な思いをしましたが、堂内に入り、もっと驚いたのは寺全体がかなり傷んでいるということです。重文の建物だけに国からの補助金もあると思いますが、広大な敷地だけに大変だなぁと思います。
私にとって、この寺のいいところは堂内の撮影が許可されているということです。仏像はもちろんですが、仏画なども素晴らしく、次回発信しますので楽しみにお待ち下さい。
檀家については調べていませんが、有名な薬師寺ではいないと聞いています。寺を維持していく上で重要な資金源になりますので、多くの寺ではいるのではないでしょうか。私家では二つの墓を守っているため、それぞれに維持費を払っています。
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