






蔵のまち、喜多方から、
暑い暑い一日でした。
喜多方市内からR459を裏磐梯方面に向かうと、北塩原村 漆 北山薬師ののぼり旗が何本も立っています。
9月8日は会式日です、前後3か日が「二つ児参り」の期間です。
ご本尊の薬師如来が御開帳されています。
本日も市内外から大勢の子ども連れの家族の皆さんが次々と参拝に訪れていました。
当地では昔から子どもが2歳になると、健やかな成長を祈願して薬師様へお参りをします。
参道が、急で険しい道です、数えで2歳の子どもさんには無理なようで殆どが両親か祖父母に、途中でオンブ・抱っこ・
されています。頑張って一人で登る子もいました。
私も毎年のように訪れていますが、薬師様本堂前の拝殿柱の上部の彫刻が珍しい彫り物だと思います。
前にも紹介してありますが、拝殿柱の木鼻の彫刻はよく見かける獅子ですが、その後ろに拝殿の屋根を下から支えている人物像が
左右の拝殿柱の上後ろ側にあります、これは珍しいと思います、
本堂全体の造りも歴史を感じます。柱の上部と屋根の庇をご覧ください。年代を感じさせますし貴重な文化財ではないでしょうか、
よく見ると画像でもみえるように後年に補修された痕もあります。



ご覧の様に急な昇り坂ですが、新しい参道が本堂の西側に出来上がっていました、なだらかなヘアピンカーブで5~6段続きます距離は3倍位
有るでしょうか、帰り際には此方がお勧めです。同じ入り口に着きます。

本堂の左側奥に縁結びの楓が在るのですがあまり知られていません。
お参りに訪れた時には帰り際にまわってみてください。
9月9日まで御開帳です。